おまけ10回

badman「皆さんこんにちは。体調を崩したbadmanです」
MACHIKO「年中体調悪いってほざくから、いつが本当に悪いのかわかんないんだけど」
badman「ああ、悪いって言ってる時と、元気だと言ってる時はまだ大丈夫。やばくなったら言葉が出ずに倒れるから」
MACHIKO「倒れるまで動く気?」
badman「結果的にそうなる。少しの体調不良では休めなくなった」
MACHIKO「それはさておき。今日のゲストは?」
badman「川部雪江」
MACHIKO「はあ!?マイナーな事を中心にするんじゃなかったの?親ばかもこれに極まれり…」
badman「正確に言うと、川部雪江プロトタイプ、略称雪江P」
MACHIKO「プロトタイプ?」
badman「そう、レッスルサバイバーの企画以前、同人のレッスルエンジェルスTRPG用に作ったキャラだ。入りたまえ」
川部雪江P「…はい」
MACHIKO「誰、この目つき悪そうで冷徹そうな女」
badman「だから、これが川部雪江プロトタイプだ」
川部雪江P「…どうも」
MACHIKO「…ずいぶん印象が違うのね」
badman「デビュー時の年齢は23歳、医学部卒業、数学や力学にも精通した才媛で、柔道のインターカレッジで3回戦進出経験を持つ」
MACHIKO「…なんか頭でっかちって感じだけど」
badman「理論尽くめのファイトスタイル、口を開けて笑わない、平気で人の関節を壊せる、と言った特徴がある」
MACHIKO「げっ…」
川部雪江P「人の体が平均してどのくらいの負荷で壊れるのか…興味がありますから」
badman「不必要に恨みを買う気が無いから壊さないけど、壊そうと思えば眉一つ動かさずに壊せるという程度だが」
MACHIKO「わたしでも壊すってのはためらうのに、っていうか嫌なんだけど」
川部雪江P「それで古武道使いですか…情けない」
MACHIKO「わたしの場合、古武道はあくまで習い事程度だったの!」
badman「材料力学という学問がある」
MACHIKO「何、唐突に」
badman「これは、例えば棒に曲げる力がはたらいた時にどのように折れ曲がるか、ねじりが加わったらどうなるか、ということを計算する学問だ」
MACHIKO「で?」
badman「雪江Pはこれにしたがって、最も力が強く引き出されるポイントを計算で導いて関節技を決めているのだ」
MACHIKO「理論だけでうまくいくわけ無いでしょ」
川部雪江P「当然そのために練習をしているのです」
badman「いわゆる理論至上主義ってやつだが、それの実践のための努力は惜しまない」
MACHIKO「やなやつ」
川部雪江P「…強ければいいんです」
MACHIKO「げ〜、これがホントで雪江のプロトタイプ〜?」
badman「今思うと、このまま出さなくて良かった。可愛さの欠片も無いからな」
MACHIKO「何で今みたいないいコになったの?」
badman「基本的には若くしたから、だろうな。気がついたらああなってた」
MACHIKO「ね、年齢だけ…」
川部雪江P「否定させて頂きます。あれは私ではありません」
badman「あ、そういえば川部雪江のキャラがある程度固まったのはイラスト書いてからだ(笑)」
MACHIKO「あ、あれのせいだったのね」
badman「はじめはもっと冷たい目をしていたんだけど、完成原稿でまあ可愛いほうに仕上がったんで」
川部雪江P「画力不足が良い方に転んだ、と解釈してもよろしいようですね」
badman「まあ、そういうこと」
MACHIKO「そういえば、SFCのファイプロ女子でも作ってたわね」
badman「関節技クリティカル持ちでな。開始直後の脇固めでクリティカル出して勝ったこともある」
川部雪江P「所詮ゲームです」
MACHIKO「…だんだん鬱陶しくなって来たんだけど」
川部雪江P「わかりました。(きゅっ)」
MACHIKO「(どさっ)」
川部雪江P「邪魔者はとりあえず落としておきました」
badman「とりあえずで落とすなよ…」
川部雪江P「それで、他に何か設定があったのなら教えていただけますか。多少は気になります」
badman「目標とするレスラーはナスターシャ・ハンだったはずだ」
川部雪江P「…コマンドサンボ、いいですよね…」
badman「無表情でうっとりするな…怖い」
川部雪江P「…そろそろいいですか?研究に戻りたいので…」
badman「ああ、はいはい。もう出てこないと思うけど、とりあえずしーゆーあげいん」
川部雪江P「…下手ですね、発音…」
badman「ほっとけ」

MACHIKO「はっ!あいつは!?」
badman「帰ったよ」
MACHIKO「くうう…くやしい!今度会ったらぼてくりまわしてやるっ!」
badman「…もう出てこないと思うぞ」
MACHIKO「…あのまま出さなかった事、珍しく誉めてあげる…」
badman「惜しいキャラクターなんだけどな…」
MACHIKO「まさか!別キャラで出す気じゃ!」
badman「いや、キャラあんまり増やしたく無いから」
MACHIKO「(ほっ)」
badman「ん?」
MACHIKO「いやいや、なんでもないなんでもない。それでは皆さん、また次回!」
badman「See you!」