試合結果6月

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6月2日 徳島県健康センター駐車場 南海
第1試合20分1本勝負
カーシャ・イワーノヴナ&○ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
(12分15秒、ジャーマンスープレックスホールド)
霜倉杏子&木佐深月(A☆F)
カーシャ・イワーノヴナが霜倉杏子を組み伏せるが、霜倉杏子は下から経絡を突くことで脱出。
木佐深月の打撃でカーシャ・イワーノヴナが叩き伏せられるが、ソフィーヤ・ヴァーリィが捌いてからのベリー・トゥ・ベリーなどで優勢。
ソフィーヤ・ヴァーリィが得意のジャーマンで試合を決めた。


第2試合20分1本勝負
カルラ石神井&●華山麗子
(9分26秒、ジャックナイフ固め:エンジェル・スタンプ)
セラフィム・レイブリザードYuki
再び日海に所属する事になったセラフィム・レイ。南海対日海のタッグマッチとなった。
カルラ石神井とセラフィム・レイの飛び技対決、華山麗子のラフ殺法対ブリザードYukiの打撃戦などが行われながらすすむ。
ブリザードYukiがカルラ石神井を抑えたところにセラフィム・レイのローリングソバットがヒット。そしてブリザードYukiのフェイスクラッシャー。セラフィム・レイが押さえるが、これは華山麗子が椅子で殴ってカット。
代わった華山麗子にセラフィム・レイのエンジェル・スタンプが決まるが、これがカウント2で返される。ならばともう1度放ってこれで試合は決めたが、セラフィム・レイ、返された事で憮然としていた。

セラフィム・レイ「むっかああああああ!返されるとは思わなかったああああ!こんどは、もっとすごい技で、一発KO狙うもんね!」


第3試合西日本ヤングスター20分1本勝負
水瀬沙夜(1勝)
(10分26秒、タイガースープレックスホールド)
柊美鈴(1敗)
柊美鈴のエルボー弾が序盤からヒット。
水瀬沙夜、これをしのぎきるとミドルキックから延髄斬りでフォール。これが返されると高速ブレンバスター、雪崩式ブレンバスターと放り投げていく。
最後はタイガースープレックスで3カウント。


第4試合30分1本勝負
ターニャ・ミハイロフ&○ソニア稲垣<A☆F>
(7分55秒、クロスヒールホールド)
楠梢&●NANA
サンボのターニャ・ミハイロフ、キャッチのソニア稲垣、日本古流の楠、変則サブミッションのNANA…まさにサブミッションのデパートで有る。
A☆F組は足関節への攻撃を集中。ターニャ・ミハイロフの裏アキレス腱固めに楠梢が捕まりギブアップ寸前だったが、なんとかNANAが助けに入る。
楠梢はなんとか風車式バックブリーカーを決めてNANAと交代。代わったNANAも、グラウンド戦でターニャ・ミハイロフに膝十字を極められる。これは自力で脱出。
ドラゴネット組、チームワークで分断させる事にするもA☆F組は個々の動きがよく流れが引き寄せられない。
ソニア稲垣がNANAにクロスヒールを極めると、これはNANAも脱出できずギブアップ。


第5試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
マスクド・ジェラシーBLACK・RXスーパーパイレーツ(1勝)
(15分27秒、スパイダーネスト)
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(1敗)
ケルビム伊藤がSitto団の反則攻撃の餌食となる。
ダイナマ伊藤がセコンドの1号、2号に取り押さえられる間に蜘蛛の巣に絡めとられたケルビム伊藤ギブアップ。


第6試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
芹沢すずな(1勝)
(10分9秒、ブレイジングトルネード)
海原マリン(1敗)
先月は引き分けたものの、今回は力の差を見せつけられた海原マリン。
あえなく空中弾にてジ・エンド。


第7試合「ビューティに挑戦!5番勝負」第1戦60分1本勝負
●ビューティ市ヶ谷
(18分33秒、ビクトル式腕ひしぎ)
松井香織
ビューティ市ヶ谷がWWPLマットに見参!
WWPLのトップ勢が挑む逆5番勝負、そのトップバッターはブラックドラゴン松井香織。
ヘビー級のなかでは最もレスリングの基礎技術に長けているのがこの松井香織である。メジャー出身のビューティ市ヶ谷相手に立ち会いから呑まれることなく基礎技から組み立てて行く。
逆水平チョップの打ち合いではさすがにビューティ市ヶ谷が勝ち、そのまま逆エビ固めをねらう。ところが、松井香織これをうまく回避して膝十字。切り返しの上手さを見せる。
そのまま膝を狙い、破壊力をそぐ作戦に出る松井香織。ビューティ市ヶ谷、それでもチョークスラムやラリアットで押していく。
ビューティ市ヶ谷のペースで試合は動くが、15分過ぎに松井香織がなんとかコーナー最上段にビューティをすえつける事に成功すると、天殺黒龍掌(ジャンピングアッパー掌底)から久々に見せる雪崩式ドラゴンスクリューで反撃、とどめとばかりに膝十字…しかし、これを強引に振り解くビューティ市ヶ谷!
膝をやや引きずるそぶりを見せるが、それでもビューティボムでマットに叩きつける。すぐにはフォールせず、引き起こしてもう一度!
松井香織、持ち上げられた瞬間にポイズンブレスを吹きつけて動きを止めると、ビクトル式腕ひしぎに移行。全力で極める。
ビューティ市ヶ谷、ついにタップ!なんと松井香織が勝利!


松井香織 「あのままフォールされてたら負けてたかも知れないわね。…いや、あの場面に限らず勝てるとは思えなかった、かな。はっきり言って運が良かったって感じもするけど、勝ちは勝ちだから。こうなったら、残り4戦、全部うちが取ってくれないかな(笑)」


6月3日 高知県須崎市グリーンピア土佐横浪 南海
第1試合20分1本勝負
霜倉杏子楠梢
(10分42秒、片エビ固め:スイングDDT)
カーシャ・イワーノヴナ&ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
ソフィーヤ・ヴァーリィの援護をもらいつつ、カーシャ・イワーノヴナが頑張りを見せる。
楠梢はローリングクレイドルホールドやスピニングレッグロックなどで攻勢に出るが、試合を決める事は出来ず。
カーシャ・イワーノヴナがスイングDDTで霜倉杏子をしとめた。


第2試合20分1本勝負
カルラ石神井華山麗子&○MACHIKO
(12分30秒、踏みつけフォール:ダブルリスト・アームサルト)
永田佐和子&ブリザードYukiターニャ・ミハイロフ(A☆F)
カルラ石神井にあわせたのか、華山麗子、MACHIKOともに余り(普段と比べると)反則はせずに試合を進める。
集中攻撃を浴びた永田佐和子がMACHIKOの得意技に沈んだ。


第3試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
柊美鈴(1勝1敗)
(18分52秒、片エビ固め:ダイビングエルボードロップ)
(1敗)
序盤から積極的に攻めこんでいく雅。ローリングクラッチ、錐揉みドロップキック、そして手刀の連打。
柊美鈴のエルボー弾と合わせての打撃戦となる。
なんども雅がフォールを取りそうなシーンはあったが、最後は柊美鈴に軍配。

雅 「今日こそは勝てると思ったのに、結局これか…」


第4試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
NANA&○松井香織(1勝)
(8分35秒、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(2敗)
安定感の増したドラゴネット師弟タッグ、伊藤姉妹を翻弄。
松井香織のドラゴンスープレックスからそのままジャパニーズレッグロールクラッチに行くという流れるような動きで試合終了。


第5試合45分1本勝負
石黒翔子&ビューティ市ヶ谷
(8分40秒、KO:テキサスドライバー)
渡辺智美&○ディアナ・アームストロング
ビューティ市ヶ谷のパワーにキリキリ舞させられる日海のタッグ。
それでも、渡辺智美はコブラツイスト、ディアナ・アームストロングはデスバレーボムなどを決めて意地を見せる。
しかし、試合はディアナ・アームストロングのテキサスドライバーで石黒翔子が失神してしまい、レフェリーストップ。


第6試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
ザ・ニンジャ(1勝)
(16分51秒、3連ムーンサルトプレス)
海原マリン(2敗)
青い目の忍者ことザ・ニンジャが本領発揮。
先月の不調を吹き飛ばすような早い動きで海原マリンを翻弄。
フライングニールキックを直撃させたあとセカンドロープからのムーンサルトプレス3連発で沈めた。


6月5日 愛媛県テクスポート今治 PWP
第1試合15分1本勝負
さゆりんMACHIKO
(7分57秒、反則)
楠梢&○ターニャ・ミハイロフ(A☆F)
白銀の髪に青い目、大阪生まれのアメリカ人、さゆりんのデビュー戦。
テクニカルな楠梢、ターニャ・ミハイロフ組相手にメリケンサックで殴りかかる、噛み付く、つま先蹴りなど新人とは思えぬ喧嘩殺法をみせる。
これに、MACHIKOも凶器攻撃を乱発。楠梢、ターニャ・ミハイロフ共に流血。
しかし、5分を過ぎて落ち着いた辺りから反撃開始。楠梢のスピニングバックナックル、ターニャ・ミハイロフの飛びつきアキレス腱固めがMACHIKOを襲う。
一人になったさゆりんは、苦し紛れに再びターニャ・ミハイロフに対して殴りかかる。その手の中には鉄球が握られていた!レフェリー、さすがにここで反則負けを宣言。


第2試合20分1本勝負
セラフィム・レイ&●永田佐和子
(11分6秒、体固め:裏投げ)
カーシャ・イワーノヴナ&○ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
ソフィーヤ・ヴァーリィがアリス・スミルノフを彷彿とさせるような裏投げで勝利。


第3試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
ジェラシーレディ(1勝)
(8分38秒、片エビ固め:バックドロップ)
(2敗)
雅、場外乱闘ではジェラシーレディの椅子を奪い取って逆に椅子攻撃を見せるなど善戦するも、バックドロップ3連発に沈む。


第4試合西日本スカイスター公式戦30分1本勝負
サイフィス真美(1勝)
(12分30秒、片エビ固め:百舌落し)
渡辺智美(1敗)
渡辺智美のコブラクラッチ、ダンシングツリーなどで攻められたがこれを耐えきるサイフィス真美。
ディスカッター、錐揉みドロップキックでペースを掴むと得意の百舌落しを今回はしっかりと決めて勝利。

サイフィス真美「よ〜しっ、先月の借りは返せたぞ。これで今月こそは……ね」


第5試合30分1本勝負
●ソニア稲垣(A☆F)
(8分47秒、龍巻)
NANA
見ごたえのあるノンストップグラウンド戦。
素人目にもそのテクニックの高度さの分かる戦い。
ソニア稲垣が徐々に捕らえ始めたように見えたそのとき、NANAがするっと抜け出して上から押さえるとあっという間に龍巻を極める。
ソニア稲垣粘ったもののギブアップ。


第6試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
スーパーパイレーツマスクド・ジェラシーBLACK・RX(2勝)
(18分58秒、片エビ固め:ロメロスペシャル)
ジェシー・アームストロング&●(1敗)
スーパーパイレーツ、調子よく忍者マスターズを翻弄。
珍しくロメロスペシャルでフィニッシュ。


第7試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
豊多摩奈美(1分)
(19分51秒、両者リングアウト)
芹沢すずな(1勝1分)
相変わらずのハイレベルな戦いは、場外戦が多くなっていく。
豊多摩奈美の三角飛びプランチャ、宇宙人トペ・コンヒーロ、芹沢すずなのラ・ケブラーダ、場外への爆魔赤龍脚が乱れ飛ぶ。
特にこの爆魔赤龍脚が豊多摩奈美に大ダメージを与える。
それでも豊多摩奈美は場外でパイルドライバーを放ってダブルノックアウト状態まで縺れ込ませた。


第8試合「ビューティに挑戦!5番勝負」第2戦60分1本勝負
○ビューティ市ヶ谷
(22分11秒、片エビ固め:ビューティボム)
マスクド・ジェラシー1号
ビューティ市ヶ谷相手に真っ正面からぶつかるマスクド・ジェラシー1号。
ラリアット合戦、逆水平チョップの打ち合いなどまるで迫力は男子プロレス。
フライング嫉妬チョップ、ダイビング嫉妬プレスでカウント2.5まで取ったときはひょっとして、と思わせるところも。
最後はビューティボム対スパイラル嫉妬ボムの戦いだが、やはりビューティ市ヶ谷強し。
流石のマスクド・ジェラシー1号もこれで3カウント。


6月8日 岡山県倉敷山陽ハイツ体育館 PWP
第1試合20分1本勝負
カーシャ・イワーノヴナ&ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
(8分33秒、踏みつけフォール:通天閣チョップ)
さゆりんカルラ石神井
さゆりん、レフェリーの制止をものともせずにカーシャ・イワーノヴナを徹底的に殴りつける。
ソフィーヤ・ヴァーリィもカルラ石神井のルチャ殺法でペ−スを乱されて得意の投げもかわされる。
最後はさゆりんのダイビング脳天チョップが決まり、カーシャ・イワーノヴナからピンフォール。

さゆりん 「勝てば官軍や!」


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
水瀬沙夜(2勝)
(12分40秒、片エビ固め:長滞空ブレンバスター)
ジェラシーレディ(1勝1敗)
水瀬沙夜のブレンバスター、バックドロップが面白いようにぽんぽん決まる。
ジェラシーレディもバックドロップで応戦するが、体格差もあって攻めこまれる。
水瀬沙夜が滞空時間の長いブレンバスターでとどめを刺した。


第3試合西日本スカイスター公式戦30分1本勝負
マスクド・ジェラシー2号(1勝)
(16分53秒、体固め:垂直落下式リバースDDT)
サイフィス真美(1勝1敗)
動き良く攻め立てるサイフィス真美だったが、MJ2号は的確に反則攻撃を決めて流れを立ち切ると、打撃、極め技で反撃。
サイフィス真美もディスカッター、大車輪キックなどから押さえこみにいくも、ことごとくカウント2で返される。
サイフィス真美、ならばと放ったアカシックバスターをMJ2号が転がって回避。直後に垂直落下でリバースDDTを放りこんだMJ2号が勝利。

マスクド・ジェラシー2号 「先月は全敗したから、今月は簡単には負けられないもの。ま、本気出せばこんなものよ。サイフィス真美ごとき、片手でポイ、ってね」

サイフィス真美「いった〜、やられたなぁ〜。ま、まっちゃん(MACHIKO)も負けてらんないって気があったんでしょうけどね。」


第4試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
NANA松井香織(1勝1分)
(12分10秒、両者リングアウト)
マスクド・ジェラシーBLACK・RXスーパーパイレーツ(2勝1分)
リング上で不利になると、セコンド含めてしつこくNANAを場外乱闘に引きずり込んだSitto団。
乱闘の中、リングアウトのゴングがなった。



第5試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
豊多摩奈美(1勝1分)
(24分7秒、ムーンサルトプレス)
マスクド・ジェラシー1号(1敗)
豊多摩奈美、MJ1号のタフさに苦しめられながらも結局危なげなく勝利。


第6試合「ビューティに挑戦!5番勝負」第3戦60分1本勝負
○ビューティ市ヶ谷
(16分6秒、逆エビ固め)
芹沢すずな
空中殺法中心に攻撃する芹沢すずな。ビューティ市ヶ谷のパワー殺法に捕まらないようにする作戦か。
しかし、ビューティ市ヶ谷はラリアット1発で芹沢すずなの動きを止めると、チョークスラムを放ってフォール、カウントは…2.5!
さらにビューティボムを叩きこむが、ここは芹沢すずなも粘りを見せる。何とか肩を上げるとドラゴンダンス、ドラゴンスープレックス、そしてドラゴンスリーパー。これを強引に振り解くビューティ市ヶ谷。
結局ビューティ市ヶ谷は思いきり逆エビ固めで体を折る事で芹沢すずなからギブアップを奪った。


6月9日 広島県広島県立総合体育館 PWP
第1試合15分1本勝負
さゆりん
(3分11秒、KO:掌打)
楠梢
相変わらずパンチ中心に攻めようとするさゆりん。しかし、楠梢はこれを難なく捌いて逆に掌打でラッシュ。
大車輪キックはカウント2で返したさゆりんだが、そのあとコーナーに押し込まれてのラッシュに崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
カーシャ・イワーノヴナ(1勝)
(13分8秒、ビクトル式膝十字)
(3敗)
スピーディーな動きから放たれるドロップキックの打ち合いを制してペースを握った雅だったが、カーシャ・イワーノヴナの切りかえしのサブミッションにあえなくタップ。


第3試合西日本スカイスター公式戦30分1本勝負
サイフィス真美(1勝1敗1分)
(12分10秒、両者リングアウト)
望月登子(1分)
動きのいいサイフィス真美に押しこまれた望月登子。それでも裏投げの連発から攻めこむ。
サイフィス真美、トップロープ越しに場外に放りだしラ・ケブラーダ。望月登子、これを椅子で迎撃。
そのまま場外で乱闘を始めた両者、特に望月登子がリング復帰を阻んでそのままリングアウト。

サイフィス真美「ううっ、文字どおり足を引っ張られたぁ〜。ぜったい決勝で決着つけるんだから〜。」


第4試合時間無制限1本勝負
マスクド・ジェラシー2号マスクド・ジェラシー1号マスクド・ジェラシーV3
(5分11秒、没収試合)
エルフィンかおり(善女)&海原マリン渡辺智美
「スーパーアイドル、善日本女子所属エルフィンかおりを助っ人に、Sitto団被害者同盟チーム入場!」のコールと共に入場してくる被害者同盟。エルフィンかおりに大歓声がとぶ。
そして、「Sitto団最強の女!嫉みと妬みの風車が回る!マスクド・ジェラシーV3入場!」とリングアナの声が終るか終らないかのときに、会場に響き渡る高笑い!
目の部分に炎をかたどった仮面をつけただけなのでトレードマークの縦ロールで誰だか分かるV3。
1号がマイクを握る。
「今日は我々のために集まってくれてありがとう!(ブーイングと歓声)我々の最強の仲間、V3がやってきた!これで貴様達を八つ裂きだ!」
そのあと、セコンドのジェラシーレディから何か受け取る。それは、発売されたばかりの渡辺智美の写真集!表紙のその顔に、マジックでヒゲを書く1号。「ヒゲが!ヒゲが!」とSitto団で大笑い!
これに激怒した渡辺智美が突っかかり試合開始!
が、これがまともな試合になるはずも無し。Sitto団はSパイレーツ、レディ、RXも総出で乱入。被害者同盟も奮戦するが、これは最終的にレフェリーが試合を止める事になった。
しかし、それでも止まらないSitto団。散々暴れまわると笑いながら引き上げて行った。

1号 「わっはっは!愉快愉快!」

渡辺智美 「あいつら〜!ぶっ殺してやる〜!」
海原マリン「あんなのどうやって試合しろって言うのよ!もう、最悪よ…」



第5試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
NANA&○松井香織(2勝1分)
(10分32秒、片エビ固め:天殺黒龍掌)
ジェシー・アームストロング&●(2敗)
ジェシー・アームストロングがパワーでNANAを攻めるが、ここは上手く松井香織がフォロー。
地力の差が出てドラゴネットの師弟コンビが順当に勝利。


第6試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
芹沢すずな(2勝1分)
(11分43秒、ブレイジングトルネード)
ザ・ニンジャ(1勝1敗)
メキシカンストレッチを中心に攻めるザ・ニンジャをレッドドラゴンドライバーで一気にグロッキーにもって行った芹沢すずな。
最後はスワンダイブ式シューティングスタープレスにて3カウント。


6月12日 山口県海峡メッセ下関 PWP
第1試合15分1本勝負
○木佐深月(A☆F)
(7分56秒、体固め:ハイキック)
さゆりん
あいも変わらず真っ向から殴りかかるさゆりんに、木佐深月はこれまた激しい打撃で応戦。
きれいにハイキックを決めた木佐深月が勝利。


第2試合15分1本勝負
●ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
(10分53秒、裏アキレス腱固め)
○ターニャ・ミハイロフ(A☆F)
ヘッドバッドによる奇襲でソフィーヤ・ヴァーリィが腕関節を捕らえるがターニャ・ミハイロフは何とかロープに逃げ切る。
ターニャ・ミハイロフがソフィーヤ・ヴァーリィのジャーマンスープレックスを切りかえして裏アキレス腱固めを極めると、ソフィーヤ・ヴァーリィは逃げ切れずタップ。


第3試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
ジェラシーレディ(1勝2敗)
(12分7秒、飛びつき膝十字)
カーシャ・イワーノヴナ(2勝)
ジェラシーレディが終始押しこむ展開で、フォールしてもカウント2であえて引き起こしてやるといういじめ振り。
しかし、その余裕があだになったか。隙を付いた膝十字に思わずギブアップ。

ジェラシーレディ 「許しませんわよ、小娘!次はもっと苦しめて差し上げますわ!」


第4試合30分1本勝負
MACHIKO&○石黒翔子&ビューティ市ヶ谷
(16分59秒、スパイダーネスト)
楠梢&●サイフィス真美海原マリン
サイフィス真美を中心に楠梢、海原マリンも良く動いて連携攻撃などを見せて序盤のペースを掴む。
だが、ビューティ市ヶ谷が出て来た途端戦況は一変。そのパワーで蹴散らして行く。
楠梢は場外でのチョークスラムで先頭不能に、海原マリンはMACHIKOの凶器攻撃で血塗れになったうえに手錠で自軍コーナーにつなぎとめられる。
その間にサイフィス真美が石黒翔子の蜘蛛の巣に絡め取られた。

サイフィス真美 「ああ、しんどかった……。こういう機会じゃないと市ヶ谷選手のようなトップクラスと当たれないですからね。(市ヶ谷選手の)強さ、おもいっきり実感しました……きゅう。(大の字)」
海原マリン「もう圧倒的ですねー。カード組んでもらえただけで光栄ですよ」


第5試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
ディアナ・アームストロング&●氷縞和泉(1敗)
(15分55秒、膝十字)
NANA&○松井香織(3勝1分)
氷縞和泉の膝を集中攻撃したドラゴネット。
NANAのビクトル膝十字、松井香織の膝への蹴りや低空ドロップキック。
そして最後は松井香織、雪崩式ドラゴンスクリューからの膝十字という若いころの黄金パターンで勝利。
松井香織、現役復帰してから波に乗れなかったがJC出場でいよいよ試合勘を取り戻したか?


第6試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
芹沢すずな(2勝1敗1分)
(15分13秒、スパイラル嫉妬ボム)
マスクド・ジェラシー1号(1勝1敗)
「新たな仲間も増えて、Sitto団は絶好調!みよ、明日は明るいぞ!黙って我等に着いて来い!」とアピールするMJ1号。
芹沢すずな、「それなら彼氏でも作られてはいかがですか?」というと、これにMJ1号「我等の辛さ、貴様に分かるかああ!彼氏持ちの貴様に何がわかる!」と怒りに任せて叫ぶ。
その怒りの勢い強し。嫉妬ファイヤーで襲いかかり、何度も拷問パイルドライバーを叩きこんでから必殺のスパイラル嫉妬ボムで勝利を決めた。

マスクド・ジェラシー1号 「うがあああ!幸せぶち壊してやる〜!」

芹沢すずな 「首が折れるかと思いました…。怒らせない方がいいですねえ」


6月16日 長崎県佐世保スワンスポーツセンター 日海

第1試合20分1本勝負
須崎遥子&○久保渚永田佐和子
(12分40秒、体固め:渚バスター)
黄香坂春美セラフィム・レイ劉蘭花
須崎遥子、久保渚の二人が永田佐和子の好アシストを受けてパワーファイトを炸裂させる。
1年先輩のセラフィム・レイ、劉蘭花もパワーではこの二人に劣るためか勢いを止められない。
須崎遥子がセラフィム・レイをベアハッグで、永田佐和子が劉蘭花をノーブルスカーレット(永田ロック)で捕らえるあいだに、久保渚が得意のバックブリーカーから押さえこんでフォール。


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
水瀬沙夜(2勝1分)
(20分00秒、時間切れ引き分け)
(3敗1分)
背後からの投げを狙う水瀬沙夜。そこに雅はスピンしながらの手刀を叩きこむなどしてこれを回避。
お互い決定打を放つことができず時間切れ。


第3試合西日本スカイスター公式戦30分1本勝負
渡辺智美(1勝1敗)
(15分49秒、グラウンドコブラツイスト)
望月登子(1敗1分)
序盤の望月登子のハイスパートな攻めを耐えきった渡辺智美、ラリアットから反撃を開始。
パワーボム、スクリュードライバーを受けても望月登子は粘りを見せ、延髄斬りなどは見せるが、グラウンドコブラに捕まってとうとうタップ。


第4試合30分1本勝負
ディアナ・アームストロング
(5分30秒、リバースゴリースペシャルボム)
ブリザードYuki
長身でスタイルの良いこの二人の勝負は華やか。
しかし、実力差があるためすぐに一方的な試合になってしまう。
テキサスドライバーはカシン式のエルボースマッシュで防いだブリザードYukiだが、続くケンカキックからのリバゴリボムで沈んだ。

ディアナ・アームストロング「う〜ん、良いものは持ってるけど、私に勝つにはまだまだパワー不足ね。もっと筋力つけないと、関節技も力で振りほどいちゃうわよ」


第5試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(1勝2敗)
(16分45秒、ケルビムクラッチ)
ジェシー・アームストロング(3敗)


第6試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
豊多摩奈美(2勝1分)
(16分46秒、J.O.ボム)
海原マリン(3敗)
海原マリンの攻撃を受けきってから反撃をする姿は風格たっぷりの豊多摩奈美。
フィッシャーマンズバスター4連発でも勝負を決められなかった海原マリンは、なすすべも無くフォールを奪われた。


第7試合「ビューティに挑戦!5番勝負」第4戦60分1本勝負
○ビューティ市ヶ谷
(25分43秒、ビューティボム)
氷縞和泉
ビューティ市ヶ谷の上手い運びに氷縞和泉は効果的な攻撃が出来ず、中盤からほとんど一方的な展開。
しかし、度重なるビューティボム、チョークスラムなどの技を受けても立ちあがる氷縞和泉。
ビューティ市ヶ谷が攻め疲れを見せたところに意地のデス・サイズNo.2を放つが、勝つには足りない。
最後はいつもより急な角度のビューティボムで試合は決着。負けた氷縞和泉もだが、勝ったビューティ市ヶ谷も疲労のためか、しばらく膝をついていた。


6月17日 福岡県行橋市民体育館 日海

第1試合15分1本勝負
セラフィム・レイ
(9分10秒、片エビ固め:スクラップバスター)
○木佐深月(A☆F)
打撃で崩してからの大技という得意パターンで攻めた木佐深月が勝利。


第2試合20分1本勝負
黄香坂春美&○水瀬沙夜
(9分45秒、胴締めスリーパー)
須崎遥子&●久保渚劉蘭花
ややチームワークがちぐはぐなところもあった両チーム、最後は水瀬沙夜がグラウンド対決で久保渚に絞め勝った。


第3試合20分1本勝負
ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)&○ターニャ・ミハイロフ(A☆F)
(11分5秒、片エビ固め:フロントスープレックス)
永田佐和子&●ブリザードYuki
目まぐるしいグラウンドの対決。
激しいバックの取り合いやすばやいサブミッションなどで試合が進む。
永田佐和子、ターニャ・ミハイロフがそれぞれのパートナーを援護しながらの展開になって行く。
ブリザードYukiがターニャ・ミハイロフに一本背負いから引き起こしてエルボーバットを狙うところを、ターニャ・ミハイロフはうまくカウンターのフロントスープレックスを放りこむ。
これがクリーンヒット、すかさず押さえこんで3カウント。


第4試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
ジェラシーレディ(1勝3敗)
(12分9秒、リングアウト)
柊美鈴(2勝1敗)
久しぶりに柊美鈴のエルボー・スイシーダが直撃。
ヒットすれば必殺のこの一撃、ジェラシーレディ場外で伸びてしまった。


第5試合西日本スカイスター公式戦30分1本勝負
望月登子(1勝1敗1分)
(20分00秒、膝フォール:九龍城落地)
マスクド・ジェラシー2号(1勝1敗)
粘りを見せるマスクド・ジェラシー2号だったが、望月登子が大技を連発して強引に勝利をもぎ取った。


第6試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
ディアナ・アームストロング&●氷縞和泉(2敗)
(21分57秒、片エビ固め:スワンダイブ式ライダーパンチ)
マスクド・ジェラシーBLACK・RXスーパーパイレーツ(3勝1分)
徹底した顔面破壊技でディアナ・アームストロングを戦闘不能に陥らせたSitto団。
そのあと凶器攻撃など二人掛かりで氷縞和泉を流血させて、さらにRXのスタンガンでふらふらになったところに(倒れなかったのは恐るべし、というところだが…)ライダーパンチでとどめ。


第7試合45分1本勝負
豊多摩奈美&ビューティ市ヶ谷
(31分41秒、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)
松井香織芹沢すずな
新女出身のビューティ市ヶ谷と豊多摩奈美に、西日本インディーの雄、ダブルドラゴン。
JCタッグトーナメントでダブルドラゴンの実力はメジャーに劣るものではないことが証明されたことはファンにとっても嬉しいことだった。
ビューティ市ヶ谷、その二人をメジャーでトップを張ったプライドで叩き潰せるか。
やはり1対1ではその実力が抜け出ているビューティ市ヶ谷。しかし、これはタッグマッチである。
10年近くタッグを組んでいるダブルドラゴンのチームワークに新女タッグは分断されてしまう。
ビューティボムも、J.O.サイクロンもことごとくカットしてピンチをしのぐダブルドラゴン。
それでも芹沢すずなのスワンダイブ式ニーアタック(爆魔赤龍脚)、スワンダイブ式シューティングスター・プレス(ブレイジングトルネード)や松井香織のジャンピングアッパー掌底(天殺黒龍掌)や垂直落下式のクロスアームDDT(ブラックドラゴンドライバー)などを返し、勝負を決めさせない新女コンビ。
30分を越える長丁場は、まず芹沢すずながビューティ市ヶ谷を場外に叩き出すと、松井香織が豊多摩奈美にドラゴンスープレックス、その体勢からすぐさまジャパニーズレッグロールクラッチ!
ブリッジする松井香織の上に芹沢すずなが重りになるかのように飛び乗る。そしてカウントは3を数えた。


第8試合WWPLシングル公式戦45分1本勝負
マスクド・ジェラシー1号(1勝2敗)
(23分19秒、片エビ固め:フライングニールキック)
ザ・ニンジャ(2勝1敗)
スピード殺法で翻弄するザ・ニンジャ、MJ1号に捕まらずにダメージを与えていく。
撹乱された1号、しぶとく粘りはしたが完敗。


6月20日 兵庫県洲本市淡路勤労センター 日海
第1試合トルネードタッグマッチ20分1本勝負
劉蘭花
(12分4秒、片エビ固め:錐揉みドロップキック)
●木佐深月(A☆F)&ソフィーヤ・ヴァーリィ(EWA)
全員に試合権利のあるトルネードマッチ。
リング狭しと動き回る雅と劉蘭花に、木佐深月もソフィーヤ・ヴァーリィも本領を発揮出来ず。


第2試合20分1本勝負
黄香坂春美セラフィム・レイブリザードYuki
(10分47秒、アイアンクロー)
須崎遥子久保渚永田佐和子
子持ちルーキー、須崎遥子が良く動いた。それに久保渚、永田佐和子も発奮。
最後は須崎遥子が持ち前の怪力で黄香坂春美の顔面をしめつけてギブアップを奪った。


第3試合西日本ヤングスター公式戦
水瀬沙夜(3勝1分)
(7分56秒、ロコモーションタイガースープレックスホールド)
カーシャ・イワーノヴナ(2勝1敗)
※水瀬沙夜タイトルマッチ進出決定
いきなりの公式戦で連勝して見せたカーシャ・イワーノヴナ。
この日もスピーディなドロップキック、テクニカルなグラウンド戦を見せる。
それに対し水瀬沙夜、ミドルキック、膝蹴りからフロントフェイスロック→首極め腕卍、そして腕をクラッチしてのスープレックス(できそこないの魔神風車?)でカウント2.5までおいつめ、最後はロコモーション式のタイガーSでカウント3。


第4試合西日本スカイスター公式戦
渡辺智美(2勝1敗)
(16分52秒、スクリュードライバー)
マスクド・ジェラシー2号(1勝2敗)
※渡辺智美、望月登子タイトルマッチ進出決定
コブラツイストやダンシングツリーなどでスタミナを奪う作戦に出た渡辺智美。
2号は10分過ぎにダブルリストアームサルト、垂直落下式DDTでスパートをかけるが試合を決められず。
渡辺智美のスクリュードライバーが決まって試合終了。


第4試合WWPLタッグ公式戦
ディアナ・アームストロング氷縞和泉(1勝2敗)
(18分10秒、ムーンサルトプレス)
ジェシー・アームストロング&●(4敗)


第5試合60分1本勝負
マスクド・ジェラシーBLACK・RX&○マスクド・ジェラシー1号マスクド・ジェラシーV3
(18分19秒、踏みつけフォール:拷問パイルドライバー)
エルフィンかおり(善女)&●海原マリンNANA
再び姿をあらわしたV3。1号とのパワー戦法で被害者同盟を踏みにじる。
しかし、被害者同盟も3人がリング内外でエルフィンプロイダー、フィッシャーマンズDDT、ノーザンライトスープレックスの共演を見せるなど一方的にやられはしない。
それでも、どうしても反則攻撃を交えるSitto団が有利に運ぶ。
とうとう海原マリンが1号の拷問パイルドライバーに捕まってジ・エンド。


第6試合WWPLシングル公式戦
豊多摩奈美(3勝1分)
(15分30秒、ムーンサルトプレス)
ザ・ニンジャ(2勝2敗)
※豊多摩奈美、芹沢すずながタイトルマッチ進出決定
華麗なる空中戦でザ・ニンジャがペースを掴むも、ラッシュを耐えて徐々に流れを引き戻す豊多摩奈美。
ジャーマンスープレックス、J.O.スープレックスと畳み掛けたあとでのムーンサルトプレスで勝負あり。


6月25日 宮崎県佐土原町立体育館 南海
第1試合15分1本勝負
霜倉杏子
(8分52秒、片エビ固め:天神円舞)

距離を取ろうとする雅に対し、近距離から投げを放って行く霜倉杏子。
しかし、それをクラッチ技で返した雅がオリジナルホールドの天神円舞(リバースモンキーフリップ)で勝利。


第2試合15分1本勝負
カルラ石神井
(12分36分、場外KO)
華山麗子
カルラ石神井のラ・ケブラータを回避した華山麗子が椅子で滅多打ち。
カウント20の直前でリングに戻り、リングアウト勝ちを収めた。


第3試合西日本ヤングスター公式戦
柊美鈴(3勝1敗)
(12分43秒、片エビ固め:ランニングエルボー)
カーシャ・イワーノヴナ(2勝2敗)
※柊美鈴がタイトルマッチ進出
カーシャ・イワーノヴナのサブミッションを根性で耐えきった柊美鈴、渾身のエルボー連撃で強引に勝利。


第4試合30分1本勝負
ターニャ・ミハイロフ(A☆F)&○NANA
(11分22分、横入り式腕ひしぎ逆十字)
ジェシー・アームストロング望月登子
ターニャ・ミハイロフとNANAのダブル腕ひしぎなどのサブミッションに捕まるジェシー・アームストロング。
望月登子が木製バットで殴りかかって一度は忍者マスターズペースになるも、結局NANAの腕ひしぎが決まった。


第5試合WWPLタッグ公式戦45分1本勝負
ディアナ・アームストロング&○氷縞和泉(2勝2敗)
(18分51秒、体固め:地獄の断頭台)
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(1勝3敗)
ダイナマ伊藤がスプラッシュマウンテンや重いキックでディアナ・アームストロングを追い詰める。
しかし、ケルビム伊藤が氷縞和泉にしとめられてしまって試合終了。


第6試合WWPLシングル45分1本勝負
マスクド・ジェラシー1号(2勝2敗)
(11分3秒、拷問コブラツイスト)
海原マリン(4敗)
もはやタイトル戦は無いからということか、Sitto団がなだれ込んで反則の限りを尽くす。
しかし、上手く反則負けは回避するという姑息ぶり。
ギブアップしてもしばらく手を止めなかった1号に、場内からは大ブーイング。

マスクド・ジェラシー1号「ふん、たわいない。さっさと我らが軍門に下れば許してやると言うのに」


第7試合「ビューティに挑戦!5番勝負」60分1本勝負
●ビューティ市ヶ谷
(24分34秒、J.O.サイクロン)
豊多摩奈美
豊多摩奈美にとって、ビューティ市ヶ谷は新女時代には雲の上の人だった。
その大先輩と自分がメインイベンターを張っているリングでシングルマッチを行えるということは、それだけで感激であると語っていた。
ボディスラム、ドロップキックと基本技からぶつかっていく豊多摩奈美。それを受けきってラリアット、ショルダータックルで弾き飛ばすビューティ市ヶ谷。
徐々に熱くなっていく試合は、まずビューティ市ヶ谷のぶん殴りラリアットから動き始める。続いてヘッドロックで絞り上げるが、豊多摩奈美はこれをロープに押しこんでその反動ではずすと返ってきた所に高速ローリングクラッチホールド。カウントは1。
さらにバックドロップを放つ豊多摩奈美にビューティ市ヶ谷、「これがバックドロップですわ!」と強烈な一撃!たまらず場外に逃げる豊多摩奈美。
場外乱闘では会場を引きずり椅子で叩くビューティ市ヶ谷に、豊多摩奈美は椅子ごと吹き飛ばすドロップキックからラ・ケブラーダ、宇宙人トペ・コンヒーロ、コーナーから「よっしゃいくぞー!」の掛け声と共に放たれる美しいプランチャと空中弾を連発。
しかし、ビューティ市ヶ谷は場外チョークスラム、エースクラッシャーからリングに戻るとビューティボム一閃。カウント2.5で辛くも返す豊多摩奈美。
互いにダメージがたまるが、双方スタミナには自信がありその動きは止まらない。ビューティ市ヶ谷のパワースラム、豊多摩奈美のJ.O.スープレックスと放つがこれも決め手にはならず。
20分を過ぎて再度ビューテボムが炸裂。これをカウント2.8で何とか返す豊多摩奈美。これで決まらなかったビューティ市ヶ谷、レフェリーに詰め寄る。
そこに、豊多摩奈美の正面飛びミサイルキックがビューティ市ヶ谷を襲う。そして溜めに溜めていた、伝家の宝刀J.O.サイクロン!レフェリーの手がマットを3回叩いた。


6月28日 広島県尾道市公会堂 WWPL

第1試合トルネードタッグマッチ30分1本勝負
MACHIKOザ・ニンジャ
(14分32秒、V1アームロック)
サイフィス真美&●ケルビム伊藤
タッグマッチとはいえ、チームがバラバラの4名。そのうえ全員参加のトルネード戦とあってチームワークはほとんど無いようなもの。
それでも、サイフィス真美とケルビム伊藤はかつて頻繁に試合をしていた仲とあって一応ながらカットワークなどを上手く行う。
場外戦、椅子での殴り合いになったMACHIKOとサイフィス真美。さすがにこういう事では一歩上をいくMACHIKO。サイフィス真美をグロッキーにしたあと場外でなんと垂直落下式DDT!
さらに止まらないMACHIKO、リングに戻るとザ・ニンジャを投げた直後のケルビム伊藤にV1アームロック。ケルビム伊藤ギブアップ!

MACHIKO「乱戦には慣れてるからね。こういうのは大歓迎。…でも、次はタイトルマッチがやりたい…」

サイフィス真美「今月も決勝に出れなかったのが痛いですね。ま、「結果」とはそれだけじゃあないんですけどね。それにしても、今日の試合を含めて今月はまっちゃん(MACHIKO)にしてやられたって感じですね。来月はまずリベンジから、かな?」



第2試合西日本ヤングスタータイトルマッチ30分1本勝負
水瀬沙夜
(23分14秒、体固め:紫電改)
柊美鈴
最近ヘビー級昇進を強烈に意識している水瀬沙夜、ヤングスタータイトル奪回に熱意を燃やす。
一方柊美鈴も、この対決はほとんど勝ったことが無いということもあって、気合い十分。
まずは柊美鈴がエルボーバットで戦端を開くと、水瀬沙夜もロー、ミドルのキックで反撃。
そして水瀬沙夜がバックドロップをジャンピング式、横ひねり式などで放ってフォール。これはロープに足が届いた柊美鈴。
ここで柊美鈴、水瀬沙夜を場外に叩き出して「いくぞ〜、場外ダイブっ!」の掛け声と共にエルボー・スイシーダ。これを敢えて正面から受けとめる水瀬沙夜。
水瀬沙夜のペースの試合だが、これを持ち前の根性でしのぐ柊美鈴。コーナーポストからのダイビングエルボー・ドロップでカウント2.8!しかし、これが最後の反撃。
再びコーナーに上ろうとするところを捕まり、久々に見た水瀬沙夜の紫電改(雪崩式ドラゴンスープレックスホイップ)で半失神。ゆっくりと覆い被さった水瀬沙夜。カウント…3。


第3試合30分1本勝負
海原マリン
(13分18秒、SHINOBIスープレックスホールド)

ヘビー級の割には軽快な殺を捕らえきれない海原マリン。
グラウンドでフィッシュストレッチスリーパーに捕らえるも、何故かするりと抜け出る殺。そしてメキシカンストレッチを極め返す。
そして得意のSHINOBIスープレックスで試合終了。


第4試合西日本スカイスタータイトルマッチ45分1本勝負
望月登子
(11分28秒、KO:ハイキック)
渡辺智美
渡辺智美が、「もっちーなんか、かる〜く捻ってあげる」とマイクアピールをしているところにいきなり襲いかかって場外に叩き出す望月登子。
そのまま椅子で殴りつけ、流血させると場内の渡辺ファンからブーイングが飛ぶ。
それでも、椅子ごとラリアットで弾き飛ばすと場内に戻ってコブラツイスト、ツームストンパイルドライバーなどで逆襲。
しかし、なんと望月登子のハイキックを食らった渡辺智美、KO負け。

望月登子 「日本海ジュニアの次の挑戦者、決まってないんだっけ?だったら、渡辺も私を挑戦者に指名しないとね〜(笑)。まあ、逃げるのは構わないよ。臆病者って笑ってやるから」


第5試合ハイスパート600
ダイナマ伊藤
(391秒、スパイラル嫉妬ボム)
マスクド・ジェラシー1号
600秒しか時間の無い試合でこのパワーファイター二人が対決。
開始そうそうから1号のフライング嫉妬チョップ、ダイナマ伊藤の爆弾キック(ミドルキックコンビネーション)などが炸裂。
スプラッシュマウンテンで追い詰めたダイナマ伊藤だったが、火炎攻撃からのスパイラル嫉妬ボムで逆転勝利。


第6試合WWPLタッグタイトルマッチ60分1本勝負
NANA松井香織
(15分55秒、龍巻)
スーパーパイレーツマスクド・ジェラシーBLACK・RX
RXのリボルケインがNANAを襲う。
これでしばらく行動不能になったNANAをかばって矢面に立たされる松井香織ここで強さを見せつけるブラックドラゴン。
復活したNANA、怒りのレインボードラゴンでRXを5回まで投げるが、ここでスーパーパイレーツが邪魔をする。
それならばとパイレーツを捕らえたNANA、龍巻で試合を決めた。


第7試合WWPLシングルタイトルマッチ60分1本勝負
芹沢すずな
(23分26秒、ロッキーフェイスボトム)
豊多摩奈美
空中弾の飛び交う激しい展開となる。そのなかで芹沢すずなの爆魔赤龍脚がヒットしたところでフォールしてカウントは2.8。これに珍しく芹沢すずなは「3じゃ無いの?」と抗議。もちろん判定は覆らない。
豊多摩奈美、距離をとって落ち着くとローリングクラッチホールド、ローリングクレイドルホールド、ビクトリースタードロップ…と、丸め込む技を中心にせめる。
そして、最後にサーカス級と称される大技、2回転式エビ固めことロッキーフェイスボトムで勝利。
なんと豊多摩奈美、シングルタイトルへの挑戦者として挑んだ闘いには全て勝利している。この勢いは止まらないのか?