試合結果2月

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2月25日 山口県海峡メッセ下関

第1試合西日本ヤングスタータイトルマッチ30分一本勝負
華山麗子
(6分14秒、スモールパッケージホールド)
柊美鈴
場外乱闘にさそう華山に、柊はトペを放つ構えを見せるが、これはフェイント。飛ばずに滑ってスライディングキックを当てると椅子で滅多打ち。しかしラフ戦なら華山に有利。セコンドのMACHIKOが取り押さえたところにゴングをぶつけるなどしてリングに戻る。
柊、ならばと組みつきに行くがその瞬間華山が丸め込み、3カウント。
華山、一月に続いてヤングスターのタイトルを手中に収めた。

華山麗子「とぉ〜ぜんの結果ですわね!精進が足りなくってヨ、美鈴」

柊美鈴「偶にああいう丸め込みしてくるからやなのよね、麗子って…」



第2試合開始前、突然「忍者マスターズ」の望月登子とザ・ニンジャ、そしてその後ろに日海のジャケットのフードを目深にかぶった2人の選手が付き従ってリングイン。マイクを手にする望月。
「WWPLの中でチームとして認められたければ4、5人は用意しろってコミッショナーに言われたんでね、3人目と4人目を連れてきたよ。紹介しよう!ディアナの妹、ジェシー・アームストロングと来月にデビューを控えた期待の新人、雅(みやび)だ!
その声に合わせて2人がジャケットを脱ぎ捨て、手を挙げてアピールをする。
「次の試合は6人タッグだけど、ジェシー、私、ザ・ニンジャの3人も加えてトライアングルマッチにしてもらおうか!」と要求すると、なんとこれが認められた!

第2試合トライアングル3×3タッグマッチ30分一本勝負
楠梢NANA松井香織
マスクド・ジェラシー2号マスクド・ジェラシーBLACKマスクド・ジェラシー1号
ジェシー・アームストロング望月登子ザ・ニンジャ
NANA(23分42秒、飛び付き式鍵固め)●マスクド・ジェラシーBLACK

トライアングルマッチは誰かが一本取ればその場で試合が終わる。
この中でおもに標的になったのはSitto団。ドラゴネットのサブミッション、人じゃマスターズの空中殺法に悩まされて力が発揮できず。
しかし、明らかにSitto団が不利になったころ、忍者マスターズが負傷明けの楠を狙って次々と攻勢をかける。ジェシーはそう大きくない体ではあるがらくらくと楠を持ち上げては叩きおとし、ダブルアームフェースバスターであわやカウント3が入るかと思われたが、これは松井が上手くカット。
Sitto団はパイレーツ、華山を呼び寄せて両面に攻撃を仕掛けていったがこれがあだとなった。場外で1号、2号、パイレーツが忍者マスターズとやりあっている間BLACKが隙を突かれて飛びつき鍵固めを極められてしまい、ギブアップ。
対Sitto団に燃えるNANAが見事標的から勝利をもぎ取った。
忍者マスターズは勝敗に関われなかったことで荒れ模様。終了後のしばらくSitto団と乱闘をしてから引き上げていった。



第3試合ハイスパート600秒マッチ
氷縞和泉
(時間切れ引き分け)
△ライザ・ゴルゴン
これでしばらくWWPLのマットから姿を消すゴルゴン。
その最後の試合は氷縞との600秒マッチ。
2人ともはじめからエンジン全開、氷縞がデス・サイズNO.2からマウントパンチで痛めつければライザ・ゴルゴンは頭突き、目潰し、鉄柱攻撃などのラフ殺法。
しかしハイスパートになれていない氷縞のペースが落ち始め、防戦に回る。さすがに防戦に回った氷縞をこの単時間では仕留めきれなかったゴルゴン。結局引き分けとなった。



第4試合WWPLタッグタイトルマッチ45分一本勝負
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤
(16分58秒、片エビ固め:ウインドミルアッパー)
渡辺智美&●ディアナ・アームストロング
相変わらずの連系の良さを見せる伊藤姉妹。
この日はダイナマのパワーが炸裂し、ダブルラリアットでなぎ倒し、まとめてDDTてマットに突き刺すなど獅子奮迅。
焦りを見せたディアナ、渡辺がダイナマをコーナーに抑え込んでいる間にスピアーをケルビムに放つが、間合いが悪く十分にダメージが行かない。離れ際にウインドミルアッパーをまともに受け、そのままフォールされた。
ヤングスタータイトルに続きタッグも先月の保持者から移動が起こらなかった。

ダイナマ伊藤「いつでも来いって。叩き潰してやるからさ」
ケルビム伊藤「案外だらしないわね。前チャンプがあれなら日海のベストタッグ、もらっちゃうわよ?」


第5試合WWPLシングルタイトルマッチ45分一本勝負
芹沢すずな
(25分41秒、J.O.サイクロンスープレックスホールド)
豊多摩奈美
先日の言葉は嘘ではなかった。
豊多摩、いつも以上に高度、キレのある空中殺法を中心に試合を組みたてていく。芹沢は早めに蹴りから技をつなげていこうとしたが、間合いは豊多摩の主導権にあり、なかなか思うように攻められない。
中盤、なんとか芹沢の蹴りが豊多摩を捕らえ始めたが豊多摩は耐え、何発目かの蹴りを受けとめるとキャプチュード気味に放り投げ、そして倒れている芹沢に珍しくアキレス腱固めを極める。芹沢これを耐えきったが、動きが少し鈍くなる。
意地の張り合いのようなスープレックス合戦を経て、最後に試合を極めたのはやはりこの技。伝家の宝刀、J.O.サイクロン!この日2発目となるこの技に、芹沢、肩を挙げること適わず。
なんと豊多摩、これでTMLLヘビー級シングル、日本海無差別級シングルと合わせて三冠となった。

豊多摩奈美「本当に、何度も危ないと思いました。でも不思議と「負ける」とは思いませんでしたね。ここのところ好調は自分でもちょっと怖いですけど、自信がつきました。来月もこのタイトルは取って見せますよ」

芹沢すずな「調子良いですね、彼女。この前勝てたことが嘘みたいです(笑)。でも、これが最後でなくもっと上を目指して欲しいですね。私は…2ヶ月連続で挑戦できただけでも光栄です。そうそう、来月はタッグに挑戦しますから応援よろしくお願いしますね」


2月23日 宮崎県都城市体育館 ホーム:南海

第1試合20分1本勝負
霜倉杏子&●柊美鈴
(9分9秒、場外KO:トペ・スイシーダ)
片岡望&○カルラ石神井
場外へのエルボー・スイシーダが片岡にかわされて客席に突っ込んだ柊。戻ろうとしたところにカルラのトペ・スイシーダをまともに受けて転倒。頭を強く打ったらしく失神してしまった。検査の結果、大事は無かったようだ。


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
華山麗子(2勝1敗)
(13分14秒、片エビ固め:ダイビングヘッドバット)
永田佐和子(1勝2敗)
※華山麗子がタイトル戦進出
ブレンバスターから顔面踏みつけ式のストレッチマフラーと言う攻撃を抜け出した永田、きれいなグレコローマン式バックドロップで華山をマットに叩きつける。
しかし、バックドロップなら負けられないと華山もバックドロップを叩きこむと、すぐさまコーナーに登りダイビングヘッドバット。これが決まり手となった。

華山麗子「ほーっほっほっほ。デビューしたばかりのお嬢ちゃんにこの私が倒せるはずありませんわ!」


第3試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
芹沢すずな(4勝)
(22分56秒、片エビ固め:爆魔赤龍脚)
豊多摩奈美(3勝1敗)
両者、すでにタイトル戦に駒を進めている。これは当日の結果を占う大事な一戦である。
芹沢は序盤蹴りを封印、豊多摩と同じような投げ技と飛び技でぶつかっていく。
豊多摩が早めに繰り出したJ.O.スープレックスに対抗し、芹沢もドラゴンスープレックスからフォール。これはカウント2。
15分ごろ、芹沢がドラゴン・ラナ、シューティングスタープレスと攻め立てるが豊多摩は粘りを見せて耐えしのぐと、高高度のムーンサルトプレスを放つ。これは決まったかと思われたが、芹沢2.8で肩を上げた。
20分を過ぎて蹴りの連発で豊多摩の動きを止めた芹沢が最後は必殺、爆魔赤龍脚(スワンダイブ式ニーアタック)を豊多摩の延髄に決めてフィニッシュ。
芹沢、タイトルマッチへむけて調子は上々のようだ。
一方豊多摩、今世紀のシングル連勝がストップした事については「残念ですけど、タイトルマッチで負けなければ帳消しですから」とむしろそのことを力に変えてきそうである。

第4試合30分1本勝負
NANA&望月登子&○海原マリン
(18分8秒、フィッシャーマンズスープレックスホールド)
MACHIKO石黒翔子&●スーパーパイレーツ
変則の対Sitto団チームが意外にも好連系を見せてSitto団を分断。
暴れまわるSitto団にNANAが流血させられるものの、むしろ鬼気迫る様子でSitto団の腕や足を極めていくNANA。
NANAがMACHIKOを腕ひしぎで捕らえ、望月が石黒と場外でも見合っている間に海原がパイレーツから3カウントを奪って見せた。

海原マリン「これはけっこう嬉しいですね☆次は1号からフォールを取りますよ」


第5試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(2勝1敗)
(11分34秒、ウラカン・ラナ・インベルティダ)
渡辺智美&●ディアナ・アームストロング(2勝1敗)
※3チームが2勝1敗。規定により先月タイトルホルダーの伊藤姉妹が1位、直接対決の結果よりディアナ・渡辺組が2位。この2チームがタイトル戦進出。
開始からダイナマ伊藤の勢いが強烈なのを見て取った日海チーム、標的をケルビム伊藤に絞って攻め立てる。
渡辺のコブラツイストやダンシングツリー、ディアナのテキサスクローバーホールドやフィギュア・フォー・レッグロックで苦しめられたケルビム。
ダイナマも渡辺のスリーパーで落ちかけ、日海優位で試合が進む。
そして渡辺がダイナマを場外に引きずり出したところでディアナがケルビムにデスバレーボムに抱えようとする。これをケルビムが上手く丸め込み、1瞬の逆転勝利。
流石は初代のWWPLタッグタイトルホルダーチーム、粘りを見せた。


2月17日 鳥取県米子産業体育館 ホーム:日海

第1試合15分1本勝負
劉蘭花
(7分18秒、カンパーナ)
カルラ石神井
いつもながら大技狙いの劉、この日はなんとファイアーバードスプラッシュを敢行!
しかし、あっさりとかわされて自爆すると釣り鐘固めにつかまってギブアップ。


第2試合20分1本勝負
水瀬沙夜
(10分6秒、片エビ固め:カウンターキック)
永田佐和子
序盤、自らグランド戦に誘った水瀬。永田は流石銀メダリストのテクニック、水瀬の体を上手くコントロールすると抑え込みに入る。
しかし、10キロの体重差が響きパワーで返される。そしてその攻防が終って距離を取った水瀬、蹴り中心の攻めに切り替えて押して行く。
最後は強烈なカウンターキックから抑え込んででカウント。


第3試合30分1本勝負
ザ・ニンジャ
(19分56秒、ブレイジングトルネード)
芹沢すずな
ザ・ニンジャがルチャ系の投げ技やヘッドシザースホイップ等で魅せながら攻めていくが、芹沢も要所要所の強烈なキックで反撃。
フライングニールキック対旋風脚は芹沢の旋風脚が勝ち、そこからドラゴンスープレックス、そしてブレイジングトルネードと続きフィニッシュ。


第4試合30分1本勝負
望月登子氷縞和泉
(22分51秒、片エビ固め:マシンガンキック)
ケルビム伊藤&○ダイナマ伊藤
日海タッグは伊藤姉妹の上手い連携にペースを完全に奪われてしまい、望月が徹底して攻撃を受ける。
ケルビムに三角飛び回し蹴りを放つとなんとかタッチした望月。ここから今度はしばらく氷縞が孤軍奮闘になるが2人を相手に1歩も引かず。
だが、結局再び望月がつかまるとダイナマの強烈なマシンガンキックを全身に浴びてトドメをさされた。


第5試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
NANA松井香織(2勝1敗)
(21分53秒、リバースゴリースペシャルボム)
渡辺智美&○ディアナ・アームストロング(2勝)
好調のディアナが大暴れ。NANAが腕ひしぎを狙って飛びつくとそれを持ち上げて叩き落とし、松井のパワーを上手くアームホイップからトランス・フォー・レッグロック(変形四の字固め)でへ繋いでいなしていく。
それに触発された渡辺もコブラツイスト、ダンシングツリーで見せ場を作るとスクリュードライバー!NANA、なんとかカウント2で返す。
やられっぱなしではいられないと松井が旋風脚、天殺黒龍掌で渡辺を仕留めにいくがディアナが上手くカット。
最後は渡辺が松井をコーナーで抑え込む間にディアナがNANAからフォールを奪った。


第6試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
豊多摩奈美(3勝)
(20分19秒、J.O.スープレックスホールド)
マスクド・ジェラシー1号(3敗1分け)
※豊多摩WWPLタイトルマッチ進出決定
Sitto団はいつものごとくセコンドが介入しようとしたが、豊多摩はそれを警戒し、また水瀬や氷縞も睨みを利かせているとあって動きがとれず。
やや注意が散漫になった豊多摩、1号のタフさにやや苦戦するが、今一番乗っている選手だけあってスパイラル嫉妬ボム、ジャンピング嫉妬プレスをしっかりと返した後にJ.O.スープレックスで抑え込み、勝利。


2月16日 兵庫県豊岡市民体育館 ホーム:日海

第1試合15分1本勝負
劉蘭花
(8分27秒、片エビ固め:延髄斬り)
片岡望
劉の幻惑戦術の苦戦していた片岡だが、やけくそ気味にはなったジャンプキックが劉の側頭部から延髄付近に決まり、KO気味に試合終了。


第2試合20分1本勝負
永田佐和子&●水瀬沙夜
(14分5秒、片エビ固め:頭突き)
華山麗子MACHIKO
日海の2人は永田は言わずと知れたレスリンググレコローマンスタイルの銀メダリストだが、水瀬もレスリング経験はそこそこある、「レスラー」のコンビ。ラフ殺法で襲いかかるSitto団組をグラウンド中心の攻めで追い詰める。
しかし、華山の頭突きがまともに入った水瀬、カバーを返せず。不運な負け方であった。


第3試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
カルラ石神井(1勝2敗)
(9分18秒、スモールパッケージホールド)
柊美鈴(2勝1敗)
※柊美鈴がタイトル戦進出決定
軽い動きからアームホイップなどで攻めたてるカルラ。序盤はペースをつかむとカンパーナでギブアップを迫る。
しかし、ランニングエルボーからペースを握った柊が丸め込んで勝利した。


第4試合ベストタッグ・オブ・J.O.タイトルマッチ45分1本勝負
王者組
望月登子&○ディアナ・アームストロング
(19分56秒、片エビ固め:テキサスドライバー)
挑戦者組
マスクド・ジェラシーBLACKマスクド・ジェラシー1号
※王者組が初防衛に成功
試合前から「Sitto団にベルトを渡してなるものか」と気合いが入っていた日海コンビ。
いつもの事ながら乱入してくるセコンドの面々を望月が片っ端から蹴倒し、その間にディアナが奮闘。
この日は試合の無い渡辺が場外で1号を椅子で滅多打ちしている間に宝刀、テキサスドライバーがBLACKに炸裂。

望月登子「へっ、ざまあみなってんだ」
ディアナ・アームストロング「好調好調。い〜感じ」


第5試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
氷縞和泉(2勝2敗)
(21分41秒、ドラゴンスリーパー)
芹沢すずな(3勝)
※芹沢すずながタイトル戦進出決定
先月のリベンジを狙う芹沢、蹴りではなく投げ技、絞め技などスタミナを削る攻撃を中心に組みたてていく。
序盤はいつものようにある程度攻撃させてから蹴りで反撃というパターンの氷縞だったが、特に絞め技が響いたか動きが鈍くなる。
13分ごろにはじめのスパートをかけた芹沢。この日初めて見せる旋風脚やドラゴン・ラナなど飛び技中心に攻めるが、これは氷縞がデス・サイズNo.1を打ちこみ、流れを断ち切る。
その後もじっくりと攻めた芹沢、20分前には2度目のスパート。ドラゴンスープレックスでカウント2.5まで追いこむ。
氷縞も、そこから高角度サイドスープレックス、そして地獄の断頭台の体勢へ。しかし、ここで体を入れ替えた芹沢がドラゴンスリーパーをリング中央で極めた!
氷縞、序盤の絞め技による体力消耗が効いたか、振りほどくことができずギブアップ。
芹沢、現時点で3勝無敗によりタイトル戦進出決定!



第6試合日本海無差別級選手権試合45分1本勝負
●ファントム珠理(信戦組)
(19分31秒、J.O.ボム)
豊多摩奈美
※ファントム珠理が防衛失敗。豊多摩奈美が第3代日本海無差別級王者に
開始前、リング中央で力強く手を握り合うと、一度コーナーに分かれてゴングを待つ両者。
ゴングがなった直後、双方正面から突き進み、がっしりと組み合う。そして、まずは豊多摩のヘッドロック。
それをロープの反動を利用して振りほどいた珠理、返ってきた豊多摩に逆水平チョップ。豊多摩は大きく受け身を取りながら倒れる。
その後もしばらくはボディスラム、逆エビ固めなどまるで新人同士の戦いのような基本技の応酬が繰り返されていく。
試合が動き始めたのは5分を過ぎたころ。珠理、ラリアットで倒したところにギロチンドロップ、インディアンデスロックと連続で攻めていけばロープに逃れた豊多摩はフライングメイヤーからバックを取って引き起こすと早速のJ.O.スープレックス!カウントはしかし1!
起きあがった2人は同時にドロップキックを放ち、相打ち。そしてすぐさま再び同時にドロップキック!目まぐるしい空中戦が展開されだし、会場もヒートアップしていく。
珠理、ロープに豊多摩を振ってラリアットを狙うが、豊多摩はロープを蹴ってブーメランプランチャ!これはカウント2。
豊多摩が2発目のJ.O.スープレックスを狙ってバックを取れば珠理が取り返してドラゴンスープレックスホールド。これもカウント2!
そこで珠理、コーナーに上ると必殺ファントムミサイル(ミサイルキック)を敢行する。これを何と豊多摩、立ったまま耐えきった!そして「もう一発来てみろ!」と自分の胸を指す!
そして再び放たれたファントムミサイル、今度こそ豊多摩を吹き飛ばす。カバーに行った珠理。しかし、これがカウント2.8。豊多摩、持ち前のしぶとさを発揮し始めた。
これに触発されたか。ここで豊多摩が放ったJ.O.サイクロンを珠理、カウント2.5で耐えぬいた!
双方技を出し切ったか、しばらく睨み合いで時間が過ぎる。
試合の勝敗を分けたのは、豊多摩が連日のヘビー級との試合で引き出しを増やしていたこと。フロントフルネルソンからのジャンピングパワーボム、J.O.ボムを放つと、これで3カウント。
非常に密度の濃い20分の試合を終えると、会場は大きな拍手に包まれた。

豊多摩奈美「(満面の笑みで)勝てた事は当然うれしいんですけど、それ以上に内容に満足できる試合でした。折角こういう試合で獲得したベルトですからしばらくは防衛したいですね。応援よろしくお願いします!(控え室に戻ろうとするが、振りかえって)本当に、プロレスって楽しいですね!これだからやめられません!」


ファントム珠理「いやー、まいった、まいった…やっぱり奈美には、新人のころと違って確実に差をつけられてる手応えですね。でも、がんばれば追いつけない差じゃあない…また機会を作って戦いたい相手です。ベルトやタイトルにこだわらず、いつでも!(ニコッ) またね、奈美。防衛戦、応援してる!」


2月13日 佐賀県唐津市市民文化体育館 ホーム:日海  
試合開始前、休場中のチェリーポット美里がリングに上がった。
「急なことで応援してくれてた皆には悪いんだけど…リングに上がれる体に戻すのは無理そうです。(中略)私、チェリーポット美里は引退します」
会場は突然の宣言にざわめきに包まれる。
「今月20日、日海の興行で引退試合を組んでもらえる事になりました。それが私の最後のリングです」
そして、四方に礼をするとゆっくりと引き上げていった。


第1試合15分1本勝負
劉蘭花
(7分41秒、ジャーマンスープレックスホールド)
水瀬沙夜
劉がサマーソルトキックを放って距離を取ったところに、すぐに立ち直った水瀬がスピアーで倒すと引き起こしてジャーマンスープレックス。
受け身を取り損ねた劉、半失神状態で3カウント。


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
柊美鈴(1勝1敗)
(15分25秒、片エビ固め:バックドロップ)
永田佐和子(1勝1敗)
エルボーを放った柊を捕まえた永田、しつこくグラウンド戦で体力を消耗させる。
動きが鈍ったところにバックドロップを2連発で叩きこんで勝利。


第3試合20分1本勝負
望月登子&●ザ・ニンジャ
(12分51秒、ドラゴンスープレックスホールド)
カルラ石神井&○芹沢すずな
日海の望月、ザ・ニンジャ組が見事な空中殺法で攻め立てるが、芹沢がそれを圧倒する速度、破壊力のある蹴りで押し返す。
標的にされたカルラはしかし3カウントを取られまいと必死。しかし望月の三角飛び延髄斬りを食らい、あわやと言う状態に。
これを芹沢がカット。フランケンシュタイナーで望月を追い払うと、出てきたザ・ニンジャに旋風脚からドラゴンスープレックスでフィニッシュ。


第4試合日本海ジュニアヘビー級選手権30分1本勝負
王者
渡辺智美
(12分2秒、グラウンドコブラツイスト)
挑戦者
ケルビム伊藤
※王者が1回目の防衛に成功
ケルビムは開始から正面飛びのドロップキックを連発で叩きこむ。そして引き起こしサイドスープレックスの体勢に持ちこむが、これは渡辺が体を切りかえしてグランドに持ちこむ。
その後もケルビムの飛び技、渡辺の極め技と双方得意技で攻める。
10分過ぎケルビムがウインドミルアッパーを放とうとしたところ渡辺がラリアットで迎撃。そのままダンシングツリー、そしてグラウンドコブラツイストとつないでギブアップを奪った。

渡辺智美「ふふん、そう簡単には手放さないわよ」

第5試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
氷縞和泉(2勝1敗)
(26分47秒、)
豊多摩奈美(2勝)
ゴングの後軽く握手を交わすと、じっくり力比べからという静かな立ちあがり。
氷縞はローキックを中心に豊多摩の動きを封じる作戦でいく。それに対して豊多摩は組みついての投げを打ち、ダメージを蓄積させる。
15分ごろ、氷縞のミドルキックを受けた豊多摩が場外へ逃げる。それを追いかけた氷縞だが、豊多摩に客席に向かって放り投げられる。
そして豊多摩はリングに戻ると、助走を付けて高高度の宇宙人プランチャを放つ。
足を痛めつけたはずなのに、と驚きの表情の氷縞。リングに上がった豊多摩は確かに足を引きずるような動きだったのだが―。
20分を過ぎ、双方とどめとはなったJ.O.スープレックス、デス・サイズNo.2もそれぞれカウント2で返す両者。
そして氷縞の2発目のデス・サイズNo.1を腕でガードした豊多摩、J.O.ボムでマットに叩きつけるがこれもカウント2.5。
立ちあがった氷縞、地獄の断頭台をしかけようと豊多摩を押さえつけるが、豊多摩はエルボーを打ちこんで氷縞をロープに振り、帰ってきたところにサーカス級の大技、ロッキーフェイスボトム!これでとうとう3カウントを奪った。

豊多摩奈美「本当にきつかった…。勝てて嬉しいです」

氷縞和泉「まったく、しぶといですね。あれであそこまで動かれるとは思いませんでした」


2月10日 香川県丸亀総合スポーツセンター ホーム:PWP

第1試合15分1本勝負
MACHIKO
(13分51秒、ダブルリストアームサルトホールド)
水瀬沙夜
序盤はおしていた水瀬だが、レフェリーのブラインドをついてのメリケンサック攻撃で流れが変わる。
なんとか水瀬も粘ってドラゴンスープレックスの体勢にもっていくがMACHIKOはロープをつかんでこらえると、裏拳からダブルリストアームサルトでなげ、そのままフォール。

MACHIKO「ちょいと本気を出せば、こんなモンよ!もうシングルで弱いなんて言わせないからね!」


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
華山麗子(1勝1敗)
(11分12秒、片エビ固め:バックドロップ)
カルラ石神井(1勝1敗)
試合前、1号が華山の前に立つと手を差し出し、「お前は面白い。仲間に入らないか?」と誘う。華山は「わたくしと手を組みたいのなら、組んで差し上げてもかまいませんわよ」といって手を握り返す。なんとヤングスター戦線にいきなりSitto団が介入する事になってしまった。
試合は、華山が飛び跳ねるカルラをバックドロップでしとめた。

華山麗子「おーっほっほっほ。これからはわたくしがSitto団を率いて行きますわよ!」
1号「お前は一番下っ端だっ!」


第3試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
NANA&○松井香織(2勝)
(15分23秒、飛びつき膝十字)
ケルビム伊藤ダイナマ伊藤(1勝1敗)
「暴発火薬庫」ダイナマ伊藤のパワー殺法にやや苦しみながらも師弟コンビが上手くケルビムの膝を痛めつけていき、松井が膝十字でギブアップを奪った。


第4試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
芹沢すずな(2勝)
(26分37秒、片エビ固め:レッドドラゴン・ドライバー)
マスクド・ジェラシー1号(2敗1分)
どんどん前に詰めてベアハッグなどでスタミナを削っていく1号。
芹沢は蹴りや飛び技が余り出せずに消耗するが、一度場外に逃げると追ってきた1号に旋風脚、ラ・ケブラーダを浴びせてペースをつかむと攻撃を叩きこむ。
それでもなかなか倒れない1号にいつもより高角度にRDDを決めて3カウント。


第5試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
●ライザ・ゴルゴン(3敗1分け)
(18分5秒、ムーンサルトプレス)
豊多摩奈美(1勝)
今年に入って好調の豊多摩。この日もライザの苦手な空中殺法中心に攻めていく。
ライザもSitto団にとらわれない本来のパワー&テクニックで反撃。ラリアットで弾き飛ばしSTFやヒールホールドなどで豊多摩を苦しめる。
豊多摩はコ−ナーポストに駆け上がってミサイルキックを放ちライザを転倒させると再びポストに登り今度は美しいムーンサルトプレス!
見事に決まったこの一撃で3カウント奪取。

豊多摩奈美「本当に良い感じで体が動いて、怖いくらいです。最低でも(日本海無差別級の)ベルト戦までは維持したいですね」


2月9日 広島県広島県立総合体育館 ホーム:PWP

第1試合15分1本勝負
セラフィム・レイ
(8分12秒、片エビ固め:ロコモーションダブルアームスープレックス)
劉蘭花
全体的に優位に試合を運んでいた劉。しかし、とどめに放ったムーンサルトプレスをかわされる。
それでも自爆せずに着地して見せた劉だが、レイにビンタからロコモーションへ繋がれ、押さえ込まれて逆転された。


第2試合 日本海ウェルター級選手権20分1本勝負
王者
NANA
(14分5秒、フロントドラゴンスープレックスホールド)
挑戦者
水瀬沙夜
※王者が防衛に成功後、返上
開始直後にリングの中央でがっしりと組み合う両者。ここは体格で勝る水瀬がフロントスープレックスで放り投げ、イニシアティブを握る。
打撃、投げ、グラウンドとオーソドックスな攻めを見せる水瀬。NANAは一瞬の切り返しの関節技で対抗、動きを鈍らせていく。
サブミッションを警戒しロープサイドで戦っていた水瀬。NANA、そこで水瀬をロープに絡めるなどロープを使った攻撃を見せる。
それを嫌って水瀬がロープから離れたところでフロントドラゴンスープレックスで投げると、クラッチを切らずに何度もマットに叩きつける。
そのままフォールして3カウントを奪った。
NANAはその場でベルトを返上。正式にジュニアヘビー級へのランクアップとなった。

第3試合20分1本勝負
芹沢すずな
(6分19秒、反則)
スーパーパイレーツ
序盤から反則の限りを尽くすパイレーツ。リングサイドにいた1号、ライザも呼応。
芹沢のセコンドの松井が救出に入り、何とか1号とライザを引き剥がす。
だが、パイレーツは止まらない。結局反則負けが宣告された。


第4試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
MACHIKO石黒翔子(3敗)
(14分6秒、片エビ固め:デスバレーボム)
渡辺智美&○ディアナ・アームストロング(1勝)
渡辺に集中砲火のSitto団。椅子を顔面にくらい大流血の渡辺、怒ってその椅子を取り上げると石黒を滅多打ち。
MACHIKOにもなんと場外でスクリュードライバーを放つという危険な攻撃に出る。
さらに場外でパワーボムの体勢に入るが、これは石黒がスワンダイブ式のライダーキックでMACHIKOを救出。
場外で渡辺が石黒にコブラツイストをかけている間にディアナがショルダータックルからデスバレーボムでMACHIKOを仕留めた。

渡辺「私の顔に傷をつけたんだから、あれくらいは覚悟の上でしょ。次も容赦しないわよ!」
ディアナ「トモミ、怒ると怖いね。これから気をつけなくちゃ」


第5試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
ライザ・ゴルゴン(2敗1分)
(時間切れ引き分け)
マスクド・ジェラシー1号(1敗1分)
ゴング前、「ライザ、ここは譲ってくれないか?」という1号に対し、無言でラリアットを放ったライザ。
怒った1号は嫉妬チョップ、拷問パイルドライバーなどで制裁を加えようとするも、ライザはこれに耐えてコーナーへ打ちつけたりえげつないSTFをかけたりと強烈な反撃。
スパイラル嫉妬ボムをカウント2で返したところで時間切れ。1号、「貴様!よくも私に逆らったな!お前などクビだ!」と言うとライザも「こんな低レベルのところでやっているのは馬鹿らしい。今月の契約が切れたらアメリカへ帰らせてもらう」と、完全に2人の仲は決裂したようだ。


2月6日 岡山県備前市運動公園体育館 ホーム:PWP

第1試合20分1本勝負
セラフィム・レイ
(10分31秒、ジャックナイフ固め:エンジェル・スタンプ)
楠梢
開始から打点の高いドロップキックを6連発ではなっていったレイ。気合い十分の様子。
楠はそれに対して掌打や回し蹴りなど、打撃であわせていく。
レイは7分過ぎ、レッグラリアットで楠を倒すとアンヘリートに捕らえた。これは耐えきった楠だが、珍しいレイのストレッチ技に驚きを隠せない。
10分過ぎ、楠がレイをロープに振るがレイはその反動を利用して飛びつき、ヘッドシザースホイップ。さらにコーナーポストを駆け上がり、その勢いのままエンジェル・スタンプ!
急いでジャックナイフに固めると、そのまま3カウント。前ウェルター級王者からピンフォールを奪った!
この金星にリング上をぴょんぴょん飛び跳ねて喜ぶレイ。

セラフィム・レイ「やったぁっ!この勢いで新人王戦も頑張るから応援してネッ!」

楠は試合中に膝を負傷したようで2週間前後休場することになった。


第2試合ヤングスター公式戦20分1本勝負
華山麗子(1敗)
(6分19秒、片エビ固め:ランニングエルボー)
柊美鈴(1勝)
柊のエルボーが冴え渡る。序盤から積極的に肘を叩きこんでいった柊。
華山は投げてからスリーパーやハーフボストンクラブなどでじわじわと痛めつけ、スタミナを奪う作戦だったが、一気呵成に攻めてくる柊の勢いを止めきれず。
最後はエルボーパットをはずしてのランニングエルボーで柊が白星。


第3試合
スーパーパイレーツ
(9分9秒、両者リングアウト)
望月登子
ほとんどケンカファイトのような流血戦は双方場外でもみ合ったまま20カウントゴングを聞いた。
まだ余裕、と言った風情のパイレーツは座り込んだ望月に蹴りを叩きこんで引き上げていった。


第4試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
MACHIKO石黒翔子(2敗)
(18分41秒、龍巻)
NANA松井香織(1勝)
Sitto団がゴング前の奇襲。松井を2人掛かりのブレンバスターで場外にほうり捨てると、NANAに集中攻撃。
早くも流血するNANA。それでもNANAは闘士に燃えた目つきで耐えきると、戻ってきた松井がランニング掌底でSitto団チームを吹き飛ばす。
上手く松井のアシストを受けたNANAはそれまでのお返しとばかりに奮闘。
石黒のローリングクラッチホールドであわやというシーンはあったが、最後はしっかりと龍巻でMACHIKOを仕留めた。


WWPLシングル公式戦30分1本勝負
芹沢すずな(1勝)
(21分46秒、ブレイジングトルネード)
ライザ・ゴルゴン(2敗)
なんとゴング直後、ライザが握手を求める。だが、芹沢は握り返すが、直後ライザがロープに振っていきなりパワースラム。
やはりフェイクだったが、芹沢は小細工は無だと言わんばかりにすぐに立ちあがる。
蹴りで距離を測る芹沢だが、ライザは突進してつかみかかり、ボディスラムやブレンバスター等で放り投げていく。
不利になって行く芹沢だが、ジャーマンスープレックスの体勢に入られたところを逆にバックを取り返し、高速のドラゴンスープレックスで形勢を逆転。
滞空時間の長いバックドロップやレッドドラゴンドライバーなどでダメージを与え、最後にブレイジングトルネードでとどめを刺した。



WWPLシングル公式戦30分1本勝負
マスクド・ジェラシー1号(1敗)
(1分41秒、膝固め:上段後ろ回し蹴り)
氷縞和泉(2勝)
氷縞がロー、ミドル、ハイとコンビネーションで蹴りを叩きこみ、最後に上段後ろ回し蹴りで1号はダウン。
膝で抑え込むと1号起きあがれず。戦慄の秒殺!


2月3日徳島県徳島市民体育館  ホーム:南海
〜開幕!WWPL公式シリーズ!〜


第1試合15分1本勝負
霜倉杏子&●華山麗子
(8分39秒、リングアウト)
片岡望&○柊美鈴
片岡のキック、柊のエルボーで青コーナー側がペースを握り優位に試合を進める。
なんとか場外乱闘に持ちこんだ華山が片岡を椅子で滅多打ちにするが、そこに柊のエルボー・スイシーダが炸裂!
華山、20カウント以内に帰ることができず。

柊美鈴「久しぶりに命中しました(笑)」


第2試合西日本ヤングスター公式戦20分1本勝負
カルラ石神井(1勝)
(12分3秒、片エビ固め:ダイビングセントーン)
永田佐和子(1敗)
ルチャ系の動きを見せるカルラと、ストロング系の永田の動きが上手くかみ合わず、ちょっとばたばたした立ちあがりに。
しかし、1年キャリアで先を行くカルラが先に立てなおすとフライングメイヤーからサーフボードストレッチとつなぐなど、徐々にいい動きに。
永田もストレッチ技に入ろうとするカルラを逆に極めるなどするも、流れは引き寄せられず。
最後はコーナー最上段からのダイビングセントーンでカルラがとどめを刺した。

カルラ石神井「やったね!白星発進!」


第3試合20分1本勝負
海原マリン
(時間切れ引き分け)
望月登子
いつものようにハイスパートでしかける望月。
海原はこの猛攻を食らいながらも、カウントはことごとく2で返していく。
望月が攻めつかれたところにフィッシャーマンズバスター、スイングDDTと逆に攻め立てていくが、望月も粘る。
結局両者ダメージが大きく、リング上で起きあがれなくなったところで時間切れ。


第5試合WWPLシングル公式戦30分1本勝負
氷縞和泉(1勝)
(21分31秒、脇固め)
ライザ・ゴルゴン(1敗)
迫力のあるパワー殺法を見せるライザに、投げ技を中心に試合を運んでいく氷縞。
やや押されぎみの氷縞だったが持ち前の受け身の上手さ、頑丈さによってダメージを最小限に押さえる。
そして20分過ぎ、ライザのはなったパワースラムを耐えた氷縞、一瞬の隙をついて脇固めに捕らえた。粘ったライザだったがギブアップ。
氷縞、タイトルホルダーの意地を見せた。


第6試合WWPLタッグ公式戦30分1本勝負
ケルビム伊藤&○ダイナマ伊藤(1勝)
(16分47秒、体固め:ラリアット)
MACHIKO石黒翔子(1敗)
妹の好アシストを受けてダイナマ伊藤が暴れまわる。
Sitto団タッグは反則攻撃で勢いを止めようとするが、流血したダイナマ、益々暴走。スプラッシュマウンテンを双方に叩きこむ。
そこでSitto団側はケルビムに目標を絞ると徹底的に極め技でギブアップを迫る。
それを耐えて姉と後退したケルビム。そしてダイナマ、MACHIKOにパワーボム。カットに来た石黒に対し、フォールを解いてラリアットでマットに叩きつけると、立ちあがったMACHIKOにもラリアット。
ゆっくりとフォールに入るダイナマ。石黒はダウン状態でカットに入れず。そのまま3カウント。