4月29日(金) 岐阜県岐阜産業体育館 | ||
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■第1試合6人タッグマッチ20分一本勝負 | ||
○長宗我部美幸 MARINA 沢田ちひろ |
vs | カエデ 九頭竜紅葉 坂本ジュリア× |
6分19秒、片エビ固め:沢田のオレンジスタンプから | ||
カエデのティヘラに翻弄される沢田だが、何とかグラウンドに持ち込んで対抗。しかし今度は九頭竜のジャベに捕まる。九頭竜相手にジャベ合戦を仕掛けたのは長宗我部。お互い関節をロックしつつ動きを封じていこうとするが、五分のまま距離を取る。最後は赤コーナー側が連携で坂本を攻め立て、MARINAのまりなすたなーを受けて倒れたところへ沢田がオレンジスタンプ、そしてすかさず長宗我部が押さえ込んで試合が決まった。 コメント: 沢田ちひろ 「うぐぐ。関節技に捕まりまくりましたぁ・・・。メキシコ技・・恐るべしですぅ。まだまだ関節技はむずかしいですぅ。ちひろは自分の技を磨いていくしかないですぅ。ガッデムぅ!」 (自分の技で決まったのにちょっと不機嫌なちひろ。) |
■第2試合タッグマッチ20分一本勝負 | ||
雅 ○華山麗子 |
vs | 支倉千代× 霧島杏子 |
13分16秒、片エビ固め:バックドロップ | ||
霧島のパンチをキャッチしてそのままアームホイップに繋ぐ雅。そこへコーナーから華山のダイビングニードロップが落とされる。フォールにはいる華山だが、ここは支倉がカット。支倉の張り手と霧島のパンチをダブルで華山に決め、雅をのど輪に捕らえる支倉。しかし雅は支倉の腕を掴むと自ら飛び上がると霧島の首を両足で挟み込み、霧島をコルバタで放り投げつつ支倉をホイップ。雅は華山と交代しつつ霧島を場外に引っ張り出す。そしてリング上では華山が支倉をバックドロップから抑え込み、3カウント。 コメント: 雅 「しまった、箱使うの忘れてた。あたしらの名物なんだからちゃんとやっとかないと、サービスが足りないってオリビアに怒られるな。まったくあの大阪人、ネタを仕込んどかないとうるさいんだから」 霧島杏子「結果は残念ですが、試合自体は良かったのではないでしょうか?もう少し長く戦いたかった気もしますけど・・・」 |
■第3試合20分一本勝負 | ||
○香取梢 | vs | キャプテン・ミレイユ× |
9分29秒、片エビ固め:ディープ・インパクト | ||
児玉軍の中では小柄で若手のキャプテン・ミレイユは、ウェルター級戦線に刺激を与えるか。元ウェルター王者の香取がシングルで迎え撃つ。ゴングから間合いを計った後、正面から組み合う両者。身長差もあって押し込まれる香取。ミレイユは香取をヘッドロックに捕らえ、そこから首投げでマットに叩きつけ、グラウンドヘッドロックへ移行。香取はなんとか頭を抜いて背後を取り、スリーパーホールドで反撃する。グラウンド中心の展開は、徐々にミレイユがキック、エルボーを多用し始めてからペースアップ。カウンターのボディーブローであるシャークナックルが香取のボディをえぐる。悶絶する香取だが、髪をつかんで引きずり起こそうとするミレイユの腕を取りひねり上げる。これを振りほどいたミレイユへ前蹴りから梢スタナー。すぐにフォールには行かない香取、コーナーへ上がる。そして、立ち上がったミレイユへコーナーからの飛びつきDDTディープインパクトを発射。必殺の一撃が決まり、海賊娘を退治した。 コメント: |
■第4試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
×キャノンボール焔 マンティス笹倉 |
vs | オリビア デビル・メイガス○ |
15分52秒、クロスアームボム | ||
前回興行でデビルにやられたアンバランス。特に笹倉はデビル狙いを宣言し、積極的に勝負を挑む。まずは腕の取り合いから始まった対決は、笹倉が綺麗に固めたかと思ったところをデビルが強引に笹倉を抱え上げて自軍コーナーへ突進し、オリビアと共にストンピングの嵐。焔が救出に入るが、ブラジェネはオリビアが焔を、デビルが笹倉を抱えて場外乱闘へ持ち込む。 ブラジェネの手から逃れてリングに戻ったアンバランスは、笹倉が落ち着いた動きでオリビアに対処して流れを引き寄せる。しかし、ロープ際で笹倉の足をセコンドの雅が引っ張って転倒させると、焦熱地獄を笹倉に見舞う。そして孤立した焔を捕らえたデビルが、スタンドSTFでスタミナを奪ってからのクロスアームボムで試合を終わらせた。 コメント: オリビア 「アンバランスキラーやな、デビルは」 キャノンボール焔「ちぇっ、同カード連敗かぁ〜っ! でも、まだまだっ! 勝負はこれからだ!」 マンティス笹倉「・・・ふむ。ラフも良い感じに混ぜちょるから読み難かねぇ〜。面白か、こら実に面白か! これでこそ倒し甲斐があるっちゅうもの!」 |
■第5試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
望月登子 ×青柳つかさ |
vs | ディアナ○ LINA |
12分22秒、ダブルブレイク | ||
タッグ挑戦へのチャンスを物に出来なかった青柳は、ここでアピールをしておこうと積極的にディアナへ向かっていく。まずはロープに振ってカウンターでのミドルキック、そしてディアナが倒れたところへストンピング。しかし数発はなった直後、倒れたディアナに脚を捕まれて転倒させられ、そのまま片逆エビ固めへ。さらにディアナはLINAへ合図すると、LINAはスワンダイブから青柳の顔面へ低空のミサイルキックを放ちディアナと交代。青柳を引き起こしてネジと橋を決めるLINA。しかし青柳は前蹴りからバックドロップ。起きあがったLINAは青柳に組み付いてショートエルボーを連打、そしてナカユビと連続で攻撃していくが、青柳は中段蹴り一発でLINAをよろめかせる。 望月にも蹴り倒されたLINAだが、ロープワークから一瞬の隙をついたトケ・エスパルダスで望月を丸め込む。あわや3カウントの早業に、望月の表情が変わる。決めきれず悔しそうなLINAをパワーボムで叩きつけ、三角飛び延髄斬りからフォール。ディアナのカットが間に合ったが、LINAはダウン状態で場外へ逃げるのが精一杯。 最後はディアナと青柳のぶつかり合い。打撃は重いが攻めが単発でとぎれてしまった青柳に、ショートレンジラリアットからデスバレーボム、そしてダブルブレイクと繋いだディアナが試合を決めた。 コメント: ディアナ 「エスパルダスの後に畳みかけてたらもうちょっと面白くなってたかもね。油断大敵よ」 LINA 「そうですね、3カウントが取れそうだっただけに、少し気が抜けたかも」 望月登子 「感想? ひよっこ共相手に何を言えって。ディアナは別に眼中にないしな」 青柳つかさ「まだ川部より望月さんの方がタッグは試合しやすい…なんなんだこの差は」 |
■第6試合6人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
○イーグル児玉 レミー・シュナイダー メリッサ・ルー |
vs | 川部雪江 カーシャ・イワノヴナ× 松井香織 |
15分56秒、体固め:イーグルキャノンボム | ||
シュナイダーは身体能力一辺倒でレスリングが雑なミシェルとは違い、基礎技術の高さを持つプロフェッショナル。関節技が得意な川部やサンボの技術を持つカーシャも、極めるのではなく、相手を抑え込みコントロールする技術はシュナイダーにグラウンドで劣勢を強いられる。しかし川部はシュナイダーの隙をついてオモプラッタで腕を極め、ポジショニングでは負けても極めることでは負けないと元四冠王者の意地を見せる。 好調のカーシャを前に押し出して試合を組み立てる正規軍は、カーシャと松井のコンビネーションの良さもあって優勢に。しかし松井がルーの昇竜脚を受けてダメージを負うと、カーシャが孤立。シュナイダーのファイヤーバレーをまともに食らってしまったカーシャを、児玉がイーグルキャノンボムでとどめ。正規軍、外人勢力を打ち破ることが出来ず。 コメント: レミー・シュナイダー 「なるほど、確かに活きの良いロシア人だ。だが、勢いだけで私に立ち向かうことなど出来んよ。川部?3本ロープより4本ロープのリングの方がいいのではないかと思うのだがね」 |
■第7試合6人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
○豊嶋奈美 REIKO ソーニャ |
vs | ラブリーベル セラフィム・レイ× スペル・メイガス |
18分34秒、ムーンサルトプレス | ||
ファニーウイングスのトップ3相手に、トリコロールが遠征帰りの成果を見せる。REIKOの挑発に乗ったメイガスはケブラドーラ・コン・ヒーロからカバージョにREIKOを捕らえる。脱出したREIKOへ向かって早くもメイガスボンバー。これをREIKOは屈んで回避するが、それを読んでいたメイガスは逆にニールキックを狙ってきたREIKOへトペ・デ・レベルサ。読み合いに勝ったメイガスは、さらに三度の高速ブレンバスターでREIKOを放り投げてアピール。REIKOはニュートラルコーナーまで転がってフォールを回避するが、背中をコーナーに預けて機嫌の悪そうな様子を見せる。 しかしトリコロールの司令塔となっていたレイを狙い始めるファニーウイングス。ソーニャがベルをおさえ、介入させない。さらにソーニャの高角度サイドスープレックスが決まり、アドバンテージを取られたベルは得意のグラウンドでもソーニャに先手を取られ続けてしまう。最後は豊嶋のムーンサルトプレスガレイに、同時にREIKOのムーンサルトがメイガスに決まり、ベルはソーニャにカットを封じられてファニーウイングスが勝利。トリコロール、壁の厚さを思い知らされてしまった。 コメント: REIKO 「ま、たった一ヶ月の遠征じゃあこの程度がせいぜいよね。実力を示してみたかったら、ベルトの一本でも取ってきなさいな」 スペル・メイガス「う〜ん、レイさんやベル様がマークされてる分、ボクが突破口を開かなきゃいけないんだけどなぁ…カーシャさんにできてボクにできないはずはないんで…うん、がんばりますっ」 |
■第8試合WWPL無差別級タッグ防衛戦45分一本勝負 | ||
王者組 ○ミシェル・インフェルノ レーナ・グリフィス |
vs | 挑戦者組 久保渚× 刹那 |
21分11秒、片エビ固め:ローズバスター | ||
コメント: |