2月15日(水) 新潟県リージョンプラザ上越 | ||
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■第1試合 | ||
△青柳つかさ | vs | デビル・メイガス△ |
11分54秒、両者リングアウト | ||
予告通り、スペル・メイガスの入場曲の逆回しバージョンで入場してくるデビル。曲というより雑音に化けてしまっており、セコンドについてきていたオリビアは「うちが悪かったわ。これ今回きりや。堪忍」と珍しく素直に謝る。 突き、蹴りを放ってくる青柳に対してデビルは低い姿勢から突っ込んで足を取り転倒させる。そしてレッグロックで固める。青柳はボディスラムからストンピングや、コーナーに押し込んで連続突きを放つなど打撃で押す。しかしロープ際で青柳の蹴りをブロックしたデビルは青柳をコーナーへ叩きつけると、背後から肩車に飛び乗って首4の字式タランチュラ、デビルマジックを仕掛ける。さらに青柳を場外に落とすデビル。場外ではオリビアと刹那が待ちかまえており、場外乱闘へ。場外カウントを無視してブラジェネは青柳へ暴行を加える。青柳も反撃を見せる中両者リングアウトが宣告されるとブラジェネはリングへ。 オリビア 「うちらがお前をビビっとるとかヌかしたらしいな。ほんならうちでも刹那でもかまへんわ、好きな方選びや。今度シングルでやったる。昔の仲間や思って優しくしとったらつけあがりおってからに。焼き入れたるから覚悟しときや!」 そして退場していくブラジェネ。しかし途中で引き返すと近くにいた練習生を捕まえてリングに引き上げ、オリビアがボディスラム。そして刹那がエルボードロップを放ってブーイングを浴びていた。ブラジェネが下がっていった後、リングに上がった青柳はマイクを持つと一気に捲し立てる。 青柳つかさ 「おいこらブラジェネ良く聞いとけ!どっちか選べってか?ふざけんな、まとめてやってやるから何人でもまとめて来いコノヤロー!あたし一人で相手してやる!聞いたな上越!(の観客)アンタらが証人だ!見とけブラジェネなんざぶっ潰してやる!」 コメント: |
■第2試合 | ||
支倉千代 ×霧島杏子 九頭竜紅葉 |
vs | 長宗我部美幸 MARINA 沢田ちひろ○ |
9分39秒、片エビ固め:オレンジ・スタンプ | ||
MARINAのヘッドアタックを正面から白羽取りのように捕まえた支倉が、合掌ひねりで放り投げる。そしてケミカルアンカーでMARINAを踏みつけフォール。長宗我部がレフリーの足をすくってカウントを止め命拾いをするMARINA。支倉組が押す展開だったが長宗我部の手出しで形勢が変わり、最後は沢田がダイビングフットスタンプで霧島にとどめを刺した。 コメント: 沢田ちひろ 「ふう。何とか流れをつかめたですぅ。美幸さんって・・そういうことにかけては、すごいんですねぇ」 支倉千代 「勝ってるはずなんですけどね、長宗我部さんにいい様に試合をコントロールされてしまいました」 霧島杏子「残念ですが・・・負けました。レフリーの動きをちゃんと見ていないと長宗我部さんに勝つのは難しいですね」 |
■第3試合 | ||
鬼姫結梨花 ×LINA |
vs | 西園寺京○ 風祭元気 |
13分10秒、片エビ固め:ジャンボの勝ち | ||
ウエストウインドの合体攻撃にファニーウイングス組は苦戦を強いられる。セルフサービスボム二名様から鬼姫が西風バスターを受ける。そしてダブルジャックナイフ固めで鬼姫をフォールするウエストウインドだが、これは鬼姫自力で返す。しかし反撃しきれずLINAがジャンボの勝ちに沈んだ。 コメント: 西園寺京 「これがうちらのコンビネーション。タッグならアンバランスにも負けへんよ」 |
■第4試合スペル・メイガス爆裂7番勝負第5戦 | ||
○スペル・メイガス | vs | セラフィム・レイ× |
16分45秒、スカイウイングドライバー | ||
トリコロール対決となった第5戦。ロープワークからのアームドラッグ合戦、腕を取っての固め合いとルチャ色が濃い展開となる。レイがボディスラムからアンヘリート(リバースロメロスペシャル)でメイガスを揺さぶる。メイガスもお返しとメディオ・カングレホ(ルチャ式逆エビ固め)で反撃。メイガスはケブラドーラ・コン・ヒーロからカバージョとレイの腰へ集中攻撃していき、フィニッシュとしてロゼッタ・ストーンを狙う。しかしこれは極めきられる前にレイがロープへ逃げる。 お互い得意技を出し合う中、メイガスにロープへ振られたレイはトップロープへ飛び乗る。メイガスボンバーを狙っていたメイガスへ、ロープの反動を利用して反転しつつのミサイルキック、ドミニオン・スラッシュを決めるレイ。メイガスを起こしてロコモーションダブルアームスープレックスを放つレイだが、メイガスはロープへ足が届いたため3カウントを回避。ならばとコーナーへ上るレイ。最上段に立つと、「エンジェ〜ル、ハ〜イロゥ〜」のかけ声と共に立ち上がったメイガスへ向けて前方宙返り。しかしメイガスはこれを前転して回避。足から着地できたものの勢い余ってつんのめるレイ。そこへ正面からメイガスが飛びあがり、スカイウイングドライバー発射。メイガスはこの新必殺技で7番勝負2勝目を上げた。 ゴングが鳴るとお互い大の字になって大きく肩で息をする。先に起きあがったメイガスがレイに手を差し出し、レイを引っ張り起こす。レイはメイガスの肩をぽんぽんと叩き、メイガスの腕を上げさせて勝利を祝福していた。 コメント: スペル・メイガス 「いや〜、ギリギリでした・・・でも、自分で言うのもなんだけど、今日は(胸を指して)ここの面で負けてなかったんで・・・(視線に気づいて)あ、違う違う、ハートの話っ!前にも言ったけど、トリコロール内でのボクの評価も変えていきたかったから、今日は絶対勝ちたかったんです・・・それなのに何だ君はっ!人が真面目にやってるのにおっぱいばっかり見てっ!(と記者をどつく)」 セラフィム・レイ 「ん、負けちゃったね。成長早いね〜。む、どこ見てるの。胸の話じゃないよ。もちろん本気でやったんだけどね、エンジェルハイロゥまで出したし。それを負けたらもうね、悔しいとか吹っ飛ぶから」 |
■第5試合 | ||
川部雪江 ラブリーベル ○MACHIKO カーシャ・イワノヴナ 香取梢 |
vs | 久保渚 オリビア× 刹那 雅 華山麗子 |
11分7秒、エレガント・マジック | ||
久々に川部とベルが同じコーナーに立つ。しかしベルは川部からもMACHIKOからも最も遠い位置に立ち、共闘などまっぴらだという態度を見せる。そこにつけ込んだブラジェネは元リーダーのMACHIKOを捕まえていたぶっていく。カーシャ、香取がカットにはいるが香取は華山に場外へ引きずり出され、カーシャは久保と刹那のクロスボンバーを受けてダウン。雅を大外刈りでダウンさせた川部がようやく助けにはいるが、久保のラリアット、オリビアのパンチ、さらに倒れたところへ刹那のギロチンドロップと各個撃破の的になってしまう。あまりの傍若無人ぶりにベルもとうとう重い腰を上げると、久保へニールキック、刹那へバッキンガム・ドロップと猛反撃。カーシャは雅へ旋風脚を決め、香取も場外で華山へDDTを仕掛けていく。そして最後はオリビアのパンチを捌いたMACHIKOが体勢の崩れを利用して一気に丸め込み、3カウントを奪った。 勝利したものの、ラブリーベルは「あなた方を許したわけではありませんわよ。ただ、あの乱暴者達の方が目障りだっただけですわ」と言い捨てて引き上げていく。川部らが引き上げるのを待って、ブラジェネは「丸め込みなんぞ負けのうちに入るかボケが!」と叫んだ後、近くにいた練習生を捕まえる。第1試合ごと同じように刹那がエルボードロップを放つが、練習生はこれを転がって避けて自爆を誘う。そして脱兎のごとくリングから逃げ出して難を逃れた。 コメント: 川部雪江 「やっぱり、ベルさんは頼りになりますね」 MACHIKO 「それよりあんた自身が頼りにされてることを自覚してくれない?」 川部雪江 「あう…」 カーシャ・イワノヴナ 「ところで、前回からブラッディジェネレーションにいじめられてる練習生って、なんでいじめられてるんでしょう?」 ラブリーベル 「まだブラッディジェネレーションの方々よりはまだ川部さんの方がマシですから。でもそれだけですわ」 香取梢 「ええっと、と、とりあえずベルさんとMACHIKOさんが早く仲直りしてくれるといいと思います。それまではわたしたちが頑張らないと」 |
■第6試合 | ||
REIKO ○ソーニャ ディアナ |
vs | ミシェル・インフェルノ× レーナ・グリフィス 望月登子 |
10分30秒、飛びつき膝十字 | ||
ほとんど望月を無視して自分たちだけで試合を組み立てようとするセイクリド・ファイヤに、望月が腹を立ててミシェルへエプロンから蹴りを放つ。そして試合を放棄して控え室へ。ふらつくミシェルをソーニャが膝十字で仕留めた。しかし、ミシェルはマイクを持つと「彼女ハ、ファニーウイングスのスパイデース! それに、いつまで待たせるのでスカ! ミー達は、ディアナが持っている無差別タッグベルトを頂きに来日したのデース! 早くタイトルマッチを組みなサーイ!」 REIKO 「そんなのあたしの知ったことじゃないわよ。とはいっても、今日の試合を見てもやっぱりたいした奴らじゃなさそうだし、奈美だったから勝てなかっただけよね。受けてあげたら?」 ディアナ 「ワタシは最初からそのつもりよ。タイトルマッチで、パートナーと組んだワタシの力を見せてあげるわ」 ミシェル・インフェルノ 「飛んで火に入る夏のムースデース! これがミーの世界征服の第一歩になりマース。光栄に思うデース」 コメント: ソーニャ「モチヅキには同情するわね……とは言えあんな連中に付きあわされたせいでレベルの低い試合をさせられたのはこっちも同じなんだけど。REIKOももう少し考えてあげればいいのに。次はわたしがパートナーをやってあげようかしら」 |
■第7試合 | ||
○豊嶋奈美 | vs | イーグル児玉× |
19分6秒、ムーンサルトプレス | ||
かつて行われたWWPL無差別級シングル戦以来の対決。その時は豊嶋が勝利している。前と同じではないぞと、イーグルはパワー、テクニックとも成長して立ち向かう。しかし自らをさらに磨いたのは豊嶋も同じ。五分の展開が繰り広げられる。先に大技を繰り出していったのはイーグル。イーグルホイップ、ハイジャックバックブリーカー、イーグルドライバーと怒濤の攻撃。しかし耐えきった豊嶋はJ.O.サイクロンを連発して反撃。3カウントが取れないと見ると、ムーンサルトプレスを放ち試合を決めた。 コメント: 豊嶋奈美 「シングルマッチで負けるわけにはいかないのよ。勝つことが私のアイデンティティ。誰にも邪魔はさせないわ」 イーグル児玉 「あんな重いムーンサルトは食らったことがないわ…。だけど勝てない相手じゃない。それに、シングルベルトを持ってるのは豊嶋だけでもないし…ね」 |