8月11日(水) 島根県松江くにびきメッセ | ||
---|---|---|
■第1試合8人タッグマッチ20分一本勝負 | ||
白鳥由帆 ○長宗我部美幸 MARINA 沢田ちひろ |
vs | 支倉千代× 清水楓 小笠原幸子 あんず |
10分20秒、反則:支倉のギター攻撃を主張 | ||
8選手がめまぐるしく入れ替わる展開の中、沢田が捕まってしまう。それでもあんずの左ストレート、小笠原のSTOを受けても3カウントは取らせず、逆にあんずへはボディスラムからフットスタンプでお返し。MARINAと清水の空中戦が繰り広げられた後、場外も使った乱戦に。そんななか、リング上で支倉と対峙していた長宗我部があんず持ち込んだギターを手にする。それを取り上げた支倉だが長宗我部はそこで悲鳴を上げて倒れ込む。すかさずMARINAがレフリーの柊に注意を促し、支倉の反則負けとなってしまった。 コメント: あんず 「もうちょっと長く戦いたかったです。何故この程度のことで終わってしまうんでしょうか・・・。ギターで殴って何が悪いんですか? 正面から正々堂々と殴れば何の問題もないと思います。しかし・・・ズルイ手というか見下げ果てた戦いを見せたのは武士(もののふ)の名を捨てたMARINAさん。やっぱり名前というものは大事です。ぜひぜひ真理奈に名前を戻してご先祖様に恥じない戦いをして欲しいものです。それと千代さん、気にすることはありません。ドンマイドンマイです。」 支倉千代 「ちょっとギターを持ってただけだったのに、反則ですか〜。美幸さんのいつものやり口、わかってたつもりだったんですけど・・・う〜ん、ちょっと暴れ足りなかったです」 白鳥由帆 「ん〜、なんか納得いかないよね〜」 |
■第2試合タッグマッチ20分一本勝負 | ||
キャノンボール焔 ○マンティス笹倉 |
vs | 鬼姫結梨花× LINA |
9分29秒、スモールパッケージホールド | ||
LINAのアームホイップで大きく飛ばされる焔。起きあがろうとした焔の顔面に、LINAの低空ドロップキックが決まり焔は悶絶して場外に転がり落ちる。さらにLINAはトルニージョで追撃と、序盤から積極的に攻め立てる。しかし笹倉はLINAのソバットを受け止めるとアキレス腱固めにとらえ、エルボーもかわしてスリーパーホールドと切り返しの上手さ見せる。最後は鬼姫も笹倉の切り返しにしてやられ、鬼風車をスモールパッケージホールドで丸め込んだ笹倉が勝利。 コメント: キャノンボール焔 「あいたたた・・・良いの貰ったなぁ〜っ! まぁでも、そうでないと面白くないし! 次に当たった時は強烈なの数発ぐらいは覚悟して貰おうかな?!(笑)」 マンティス笹倉 「まぁ何つぅか。動きン上手すぎて読んでくれ言わんばかりやったけぇ、遠慮のぉ〜返し技ば狙わせて貰いましたわ、はぃ」 LINA 「まったく、笹倉ってチキンな戦い方しかできないの!?面白くないっ!」 鬼姫結梨花 「腹が立つのも分かるけどね〜、でも底は浅いよ。今日は丸め込まれたけど同じ手が何度も通用すると思ったら大間違い。一度やられた返しには、二度と引っかからないから」 |
■第3試合6人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
セラフィム・レイ ○津上美紗 スペル・メイガス |
vs | MACHIKO 刹那× 華山麗子 |
4分47秒、反則 | ||
開始直後から久保、オリビアも含めたブラコネ勢が暴れ回る。レイは久保と刹那のクロスボンバーでダウンさせられてしまい、メイガスも華山が手錠でニュートラルコーナーへ繋がれる。そして津上に対して集中暴行が加えられたところで反則裁定。 コメント: セラフィム・レイ 「あーもうっ、あいつら乱入しかできないの!きっと正面からやるのが怖いんだね」 津上美紗 「あたたた‥‥。プロレスは技とかだけじゃないし、ラフな展開にも勝てないとダメっすから。もっとがんばらないと。じゃないとダメっすから」 スペル・メイガス「くぅ〜っ、どこに隠し持ってたんだ、あんなものっ!犬みたいにつないで、許せないっ!」 MACHIKO 「ふん、思ったより血が流れなくて不満だわ」 |
■第4試合6人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
○REIKO ソーニャ ディアナ |
vs | 川部雪江 カーシャ・イワノヴナ× 香取梢 |
13分26秒、片エビ固め:エクスカリバー | ||
格下の香取が捕まってしまう展開。川部、カーシャは早い段階で助けに入ろうとするが、川部がソーニャによって場外に引きずり込まれて果たせない。リング上でREIKOとディアナがカーシャ、香取をいたぶる展開になる。それでもカーシャは飛びつき腕ひしぎでディアナからあわやギブアップかと思わせる場面も見せるが、REIKOのエクスカリバーに沈んでしまった。 コメント: REIKO 「楽な相手ね。甘く見られてるのか、ボーナスなのかは知らないけれど」 ディアナ 「そうは言っても、いまのWWPLは基本的に一部を除いたら楽な相手ばっかりじゃない?」 ソーニャ 「ユキエやカーシャはともかく、カトリが入ってるのがそもそも間違いよね。まあでもごほうびくらいにはなったでしょ」 川部雪江 「私のフォローが足りないばかりに、すみません」 カーシャ 「あ、相手が悪かったんです! ・・・じゃぁ言い訳にもなりませんよねぇ〜しくしく」 香取梢 「い、いつまでもいいようにやられてばっかりじゃありませんからね! 絶対借りは返しますから!! でもやっぱり悔しいです……」 |
■第5試合 | ||
坂倉宏子&ブラック・ヴァルキリー vs 高村あかね&望月登子 vs 久保渚&オリビア |
||
○ブラック・ヴァルキリー(17分23秒、鬼殺し)高村あかね× | ||
3WAYマッチであるが、ブラコネのセコンドにMACHIKOらが登場して乱入する気配を見せる。しかし舞闘姑娘も全員が姿を見せて牽制。さらにリング上でも舞闘姑娘とESがまずブラコネを排除と、坂倉と望月の蹴りでオリビアを、ブラックの掌打と高村のファイヤーボンバーで久保を大人しくさせる。久保とオリビアは場外へ退避することに。しばらくの間リング上は舞闘姑娘vsESの、激しい技の打ち合いとなる。しかし忘れられかけた頃、久保とオリビアはレッドボックスでまず望月を襲撃。さらに坂倉へはオリビアがスプレー缶とライターを利用した火炎攻撃を仕掛け、状況を混乱させる。そこで望月と坂倉が協力して久保、オリビアに対抗。望月は額を割られるも、逆にオリビアのメリケンサックを奪ってそれで殴りつけて流血返し。場外で乱闘の中、気が散ったかやりにくそうな高村をブラックが鬼殺しにとらえた。気付いた望月が助けに入ろうとしたが、これを久保がレッドボックスで殴りつけて妨害。高村は粘ったもののギブアップしてしまった。 コメント: オリビア 「勝敗なんぞどうでもええわ!暴れてストレス発散できればそれが一番や!なあナギー!」 久保渚 「ナギーって呼ぶな。まあ、でも同感だな。仲間を助けようとする友情の妨害ってのもなかなかオツなもんだったぜ」 望月登子 「来るなら何人でも来てみろ。今日はやられたかもしれないけどな、数に頼ってる奴らは最後はヒーローにやられるのがお約束なんだよ!遠慮しなくていいから、もっとやってこいよ!こっちがブチ切れるくらいになぁ!」 高村あかね 「あーっ、もう! あのチンピラども!! ぼっこぼこにしてやる!!」 坂倉宏子 「良くも悪くも暴走だわね。勢いある間は、あいつ等相手になにやっても無駄だから。今は、いなしていくつもり。6人タッグはできればWWPLから挑戦じゃなくて、他団体から受けたいんだけど。6人タッグをもっと盛り上げていきたいしね」 ブラック・ヴァルキリー 「私の仕事は勝つことですから」 |
■第6試合 | ||
○豊嶋奈美 芹沢すずな |
vs | 荒谷紅美 ロナ・ヴァン・ダム× |
18分12秒、片エビ固め:J.O.クインビー・ボム | ||
VWGPで豊嶋から3カウントを取った荒谷が、豊嶋と直接対決をアピール。しかし豊嶋は「タッグで私に勝っただけで大きな顔をしないで」と取り合わない。ならばもう一度沈める、と荒谷は積極的に豊嶋へ向かっていく。ロナも先日の雪辱と豊嶋を狙っていく中、標的としては無視された格好となった芹沢が跳び蹴りの連発で存在をアピール。芹沢が流れを作ったところで豊嶋の強烈な攻撃が決まり、ロナが沈んで試合終了。 芹沢すずな 「奈美ちゃんがタッグ下手なのは周知の事実でしょう。それでも私が組めばこの通り。パートナー次第ってことが分かった?それでもうちのエースとやりたいというのなら、まず私にシングルで勝ってからいってもらえる?私も元無差別王者、不足はないでしょ」 コメント: ロナ・ヴァン・ダム 「ムキになって向かってくるんだもの。まあ、ボチボチやってくわ」 荒谷紅美 「しゃしゃりでてくんな! 今の流れで芹沢と戦うことになんの意味がある? 私たちの世代がぶつかることに意味があんのに、そんな段階踏んでる時間は、今の女子プロレス界にはないっての! ベテランなら、そのくらいわかんだろ! まだ目立ちたいか!」 |
■第7試合無差別級シングル挑戦者決定トーナメント一回戦 | ||
×松井香織 | vs | ラブリーベル○ |
15分16秒、ラブリーロック | ||
いつもより長い時間をかけてモデル風入場を行うベル。そのスタイルの良さ、華に会場の雰囲気はベルが支配する。さらに試合でも次々とジャベを披露していくベル、これには松井もエスケープしていくのがやっとという風情。一度距離を取った松井は掌底、旋風脚と打撃で応戦。ところがベルはこれをフライングニールキックを直撃させて流れを断ち切ると、デスバレーボムからフォール。カウントは2で返した松井だが、ダメージが大きく残る。これが響き、最後はベルがエンポリオ・アルマニッシュからのラブリーロックという必殺コースで松井からギブアップを奪った。 ラブリーベル 「おーっほっほっほ!これがわたくしの実力ですわ!待っていなさい豊嶋奈美、そしてソーニャ!このわたくしが華麗なるジャベをはじめとした技の数々で葬って差し上げますわ!おーっほっほっほっほっほ!」 コメント: ラブリーベル 「わたくしにとって相手3名の中で一番の強敵は松井さんと思っていましたわ。あちらは猪突猛進のお二方のつぶし合いでしたし、テクニック対決を制したわたくしの敵ではありませんわね。わたくしの腰に無差別シングルが巻かれる瞬間が見えてきましたわ。おーっほっほっほっほ!」 松井香織 「完敗だったね…。あそこまで翻弄されるとは思わなかった。だけど、あれじゃあまだ奈美には勝てないだろうね。なんだかんだいって、うちのエースで前世界王者を舐めちゃいけないよ」 |