7月27日(火) 鳥取県カニ市場ビアガーデン
 試合開始の前。ローリング娘。の4人がリングに登場する。
鬼姫結梨花 「えー、ビアガーデンにお越しの皆さん、飲んでますかー!」
 明るい鬼姫の呼びかけに、「おー!」とジョッキを掲げて答える観客たち。
鬼姫結梨花 「わたしは残念ながら未成年なので飲む方に参加できませんが!試合終了後大人の人たちが一緒に飲んでくれます!よろこべー!」
 プロレスを見に来た観客が特に喜ぶ。ビール目当ての方々は…すでに話を聞くより飲む方に集中しているようだ。
鬼姫結梨花 「さて。大事な発表があります。この前にわたしとこのがしゅ子は、舞闘姑娘に誘われました。知ってる人は知っている。んで、いろいろ考えて、話し合いました。上を狙うには、上の人たちと組む、そしていろいろ教えてもらうことも必要じゃないか、と!」
 隣でメイガスがうんうん、と頷いている。
鬼姫結梨花 「そこでですね、結論として。今日でローリング娘。は発展的解消を遂げようと思います」
 客席からは拍手と、残念そうな声と。
鬼姫結梨花 「ってことでまあ、各人これからの抱負を語ってもらいましょう。まずはロー娘。発起人のがしゅ子からね」
 そう言うと、鬼姫はメイガスへマイクを渡す。
スペル・メイガス 「リーダーからお聞きの通り、今夜でボク達はローリング娘。を卒業しますっ!・・・道場の頃から苦労を共にしてきた仲間達と別れるのは辛い、がっ!これも時代のトップを狙うため、世界のトップを目指すためっ!先日お誘いのあった舞闘姑娘さんに入ることにいたしましたっ!それぞれが歩む道は違っても、ローリング。娘は永久に不滅ですっ!」
鬼姫結梨花 「さて、次はWWPLウェルター級シングル王者!香取梢ちゃんです」
香取梢 「わたしは……背伸びをしても似合わないって自分でもわかっていますし、これからも一歩一歩、自分の足で歩いていきたいって思ってます。今日で解散になってしまうのはちょっとさびしいですけど、これからも同じリングに立てることには変わりは無いですから。進む道はここでわかれても目指すものは一緒だと思いますし、これからも四人それぞれに頑張っていきたいと思います。今日まで応援ありがとうございました!!」
鬼姫結梨花 「で、次にJFタッグ王者の片割れ、清水楓が話すでござる〜」
清水楓 「拙者はしばらくどこかのチームに加わることなく、情勢を見極めようと思っているでござる。がしゅ殿とのZOOMは最低でもJFタッグを保持している限りは続けるでござるが、その後は未定でござる。武者修行という物もやってみたいと思わなくもないでござるし。自らを省みる時間とさせて頂く」
鬼姫結梨花 「はい!ってことで、今日は最後にこの4人で、8人タッグマッチをお見せします。みんな、しっかりと目に焼き付けておくように!今日のお客さんたちは幸運だ〜!さて、いくよ!ウィー・アー!」

『ローリング娘。〜!!』
第1試合20分一本勝負
×支倉千代 vs 三嶋リナ
6分45秒、エビ固め
 先に登場したのは三嶋。ロープの張り具合を確かめながら支倉の入場を待つ。すると、会場に鳴り響いたのは日本ブレイク工業「社歌」。さらに、支倉の姿は安全ヘルメットに工事用の作業着(上半身は厚手のTシャツ)、首にはタオルを巻いて右手にツルハシ、左手にドカベン等、完璧な工事現場ルックである。これには三嶋も唖然とした表情。
 まずロープワーク合戦からぶちかましで三嶋を転倒させた支倉、「ケミカルアンカー!」と叫びつつ四股踏みで三嶋を踏みつける。うめき声を上げて場外に逃げる三嶋。支倉は腕組みをして悠然と構える。三嶋は腰を押さえつつリングの周りをぐるぐると回り、それからリングイン。三嶋はロープリバウンドを利用して打点の高いドロップキックを連発して支倉を倒しにかかる。しかし支倉、すぐに立ち上がると三嶋に突進して抱え上げ、「ダイヤモンドカッターDADADA!!!!」と叫びながらのダイヤモンドカッターで三嶋の顔面を叩き付ける。三嶋、「こんのお、ザ・ガッツが!」とトラースキックを支倉のアゴに叩き付けてふらつかせると、パーフェクトドライバーを狙う。ところがこれが持ち上がらない。支倉はこれを振りほどき、コーナーに凄い勢いで三嶋を放り投げる。ぐったりとコーナーにもたれかかる三嶋にぶちかましを極めた支倉は、「ちよちゃんブレーイク!」とアピールからクーロンズ・ゲートの形へ三嶋を持ち上げる。しかし三嶋、これを回転エビ固めの要領で丸め込む。支倉、慌てて肩を上げるがカウントは3つ入った後だった。

コメント:
三嶋リナ 「大きい相手でも、必ず突ける隙がある!勝利の扉はこじ開けるものだよね」

支倉千代 「う〜ん、イメージチェンジをして気合いを入れたんですけど…空回りしちゃいました。これからもこんなちよちゃんの応援お願いします」
第2試合20分一本勝負
MARINA
長宗我部美幸
沢田ちひろ
vs 白鳥由帆
小笠原幸子
×
あんず
12分11秒、片エビ固め:ダイビングヘッドバット
 青コーナー組の変則的タッグ連携が赤コーナー組を混乱させる。小笠原が腕ひしぎ逆十字で沢田を捕まえ、あんずがカットを防ぐ。そこで長宗我部、あんずをハンマースルーでレフリーにぶつけ、レフリーが倒れる隙にMARINAが小笠原を蹴りつけてカット。また、場外から長宗我部に足を引っ張られて転倒した白鳥が長宗我部に文句を言おうとしたとき、長宗我部が猫だまし。すかさずMARINAがスクールボーイで丸め込む(辛くもカウントは2)。しかしMARINA、最後は正統派のまりなすたなーからダイビングヘッドバットと実力も見せて小笠原を沈めた。

コメント:
MARINA 「ちょっとやりすぎたかもしれないのですが」
長宗我部美幸 「いえ、よくやってくれました。よく頭を使いましたね(MARINAのおでこを見つめる)」
MARINA 「誉められている気がしないのです」
沢田ちひろ 「ふいい。相変わらず長宗我部さんは・・。めめですぅ。もう、慣れましたけどぉ・・。これもプロレスなんですねぇ。あは。それにしても・・さっちんの腕ひしぎは痛いですぅ。」


白鳥由帆 「あんな小細工、実力で排除してやる!」
あんず 「そうですね。ヘッドバット合戦で排除しますよ。」
白鳥由帆 「ん〜、きりり、それはちょっと無謀なんじゃないかな」
あんず 「きりりじゃなくてあんずです!とにかく次は頭を使って勝ちます!」
小笠原幸子 「いろいろと動きがあるようですけれど…少し、何か無いか考えてみましょうか。何も動かないことばかりではありませんわよ?」
第3試合8人タッグマッチ30分一本勝負
鬼姫結梨花
スペル・メイガス
香取梢
清水楓
vs MACHIKO
華山麗子
×
ファニー・ライトニング
ファラ・ブライアント
13分7秒、ムーンサルトプレス
 ローリング娘。が最後に揃っての登場となる試合。しかしブラコネはそんな余韻も関係ないとばかりにゴングの前から仕掛ける。ロー娘。の4人は4人ともが流血に追い込まれてしまい、ブラコネには大ブーイング。そしてそれはロー娘。への大きな声援と変わっていく。ブラコネのレッドボックス攻撃に晒されていた鬼姫を、横合いから登場した三嶋がファニーからボックスを奪い取り、ファニーをボックスで殴りつけて救出。さらに鬼姫と三嶋でファラをダブルブレンバスターで放り投げてハイタッチを交わす。メイガスと清水も、清水がティヘラでMACHIKOを場外に放り投げたところでメイガスがサスケスペシャル2によって追撃するなど好連携を見せる。そして最後は鬼姫が華山からムーンサルトプレスで仕留めて、有終の美を飾った。
 勝ち名乗りを受けたロー娘。は4人で肩を組み合って名残を惜しむ。そして四方に礼をした後、鬼姫がマイクを握る。
鬼姫結梨花 「勝ちました!皆さんの応援のおかげです!」
 歓声が収まるのを待って、言葉を続ける。
鬼姫結梨花 「まあ正直、三嶋ちゃんの助けがあったからってのもあるんですけどね。どうもありがと」
 エプロンサイドに待機している三嶋に手を振る鬼姫。三嶋も照れたように手を振り返す。
鬼姫結梨花 「まあ、これで4人それぞれの道を進んでいくんですが…」
 さらに言葉を続けようとしているところ、メイガスが横から鬼姫の腕を引っ張って耳打ちする。ふんふん、と頷いた鬼姫はばつの悪そうな顔で向き直る。
鬼姫結梨花 「ごめん、わたしがどうするか言ってなかった」
 シリアスな雰囲気を壊され、会場からは笑いが漏れる。
鬼姫結梨花 「まあ、三嶋ちゃんが助けてくれたので分かった人もいるかな。わたしは三嶋ちゃんを誘ったんです。ユニットにはいるときにね。あ、でもユニットは…」
 一旦言葉を切り、にやりと笑う鬼姫。
鬼姫結梨花 「舞闘姑娘じゃない!ファニーウイングスだぁ!」
 素早くリングの真ん中から離れ、三嶋の元にかけよる鬼姫。三嶋とがっちりと握手をする。香取、メイガスはあっけにとられた様子を見せる。
スペル・メイガス 「え、ちょっと、何なの?あれ?」
鬼姫結梨花 「ねー、REIKOさん」
 と、鬼姫が呼びかけるとREIKOが登場。REIKOはマイクを渡されて苦笑しつつ答える。
REIKO 「そういうこと。とはいっても見習い、下っ端、使いっ走り。本当に認めるかどうかはこれからよ。あんまり期待してないけど本気で認められたいならせいぜい努力することね」
 一方的に喋ったREIKOはそのまま退場。ざわつく会場の雰囲気を受けて、メイガスがなんとか喋り出す。
スペル・メイガス 「あの、ちょっと…一緒に舞闘姑娘に入るんじゃなかったの!?信じてたのに〜!」
 怒りと哀しみの籠もったような声を出すメイガス。しかし鬼姫は意に介さない。
鬼姫結梨花 「一言でもそんな事言ったっけ?上を目指すならどうすればいいか考えた結果、解散して上の人たちのユニットに入った方がいいとは言ったけど、それが舞闘姑娘だって言った覚えはないってば。んじゃ、お人好しのがしゅ子ちゃん。ちっちゃな真面目っ子の梢ちゃん。忍者コスプレの楓ちゃん。それぞれ頑張ってね。ばいば〜い」
 感動的な勝利シーンもどこへやら、微妙な空気を作り出した鬼姫と三嶋は客席に手を振りながら引き上げていった。


コメント:
スペル・メイガス「ロー娘。最後の試合がこんなことになって・・・ショックですけど、こうなった以上、ファニーウィングスもブラッディ・コネクションも全力で潰しにかかりますよ。敵に回したことを後悔させるくらいにね・・・振り返っててもしょうがないですから」
第4試合タッグマッチ30分一本勝負
高村あかね
望月登子
vs キャノンボール焔
マンティス笹倉×
13分28秒、片エビ固め:ジェットスクランダー
 アンバランスがエクストリームストームに挑戦。序盤は様子を見ていたES相手に、早いタッチワークとコンビネーションで速攻をかけていくアンバランス。しかし高村は腕を取りに来た笹倉を捕まえて自軍コーナーに連れて行くと、望月とタッチした後サンドイッチのミドルキック。さらにダブルのブレンバスターで放り投げていく。望月は笹倉に激しい蹴撃を仕掛けると、なんとか変わった焔には三角跳び延髄切りを見舞ってグロッキー状態に追い込む。中盤以降はESが怒濤の攻めを見せて一気に押していくが、焔は根性とエルボーでピンチを凌ぎ、笹倉は得意ののらりくらりとした切り返しで流れを切ろうと奮闘。13分半での決着であったが、アンバランスはよく粘った試合となった。

コメント:
望月登子 「さすがにタッグ専門でやってるだけあっていいチームワークだ。だけどまだまだ、個々の力を増強しないとな。1+1より2+2の方が上だってこと。まあ、こんなことはあたしが言わなくてもアイツらには分かってるだろうけど」

キャノンボール焔 「ん〜っ。あの延髄蹴りは効きましたっ! その後も我ながら良く保ったなぁって感じで。でも、まだまだっ! 耐えるだけじゃ無くて、あれを上回る攻めを繰り出せる様になってみせますよっ!」
マンティス笹倉 「なんちゅうか・・・純粋に『強い』ってぇ感で。そやから、まぁず位負けせん実力を付けにゃならんですねぇ、こっちゃも」
第5試合タッグマッチ30分一本勝負
芹沢すずな
×津上美紗
vs 松井香織
フレイヤ
16分58秒、ブリーシンガメン
 ダブルドラゴンがコーナーを分けてタッグマッチで激突。この試合で目立ったのはダブルドラゴンよりもむしろ津上とフレイヤ。津上のスピードに、フレイヤは無理に対抗しない。津上のホイップを逆に自分が利用したフレイヤ、サンボ仕込みのサブミッションで関節を攻撃していく。徐々に動きを削られていった津上、松井のランニング掌底からフレイヤによるカニばさみからの連携でブリーシンガメンに捕まってしまい、無念のギブアップ。

コメント:
フレイア 「タッグでしたけど、津上さんに勝ちました。次はシングルでこの前の借りを返したいと思います。 それから、この場を借りて報告を…そろそろこのマスクを脱ごうかな〜と思います。「女神」シリーズもひと段落しましたし…あとは、ちょっとした心境の変化というやつでしょうか(苦笑)。 ということで、来月からは再びカーシャでリングであがりますので、皆さん応援宜しくお願いします」
第6試合6人タッグマッチ30分一本勝負
坂倉宏子
ブラック・ヴァルキリー

セラフィム・レイ
vs 久保渚
オリビア×
刹那
14分24秒、ウルトラ・ウラカン・ラナ
 刹那のクリムゾンスタンピートでマットに叩き付けられてふらつく坂倉。そこに刹那とチェンジしてリングインしたオリビアだったが、なんと坂倉に悪口雑言を叩き付けただけで何もせずに久保とチェンジ。思わずオリビアにつかみかかろうとした坂倉を、久保が横から捕まえて仰向けにリフトアップ。そしてそのまま膝をつきつつアルゼンチンバックブリーカーのような形になるよう坂倉を自らの肩へ叩き付ける。デビュー当時に使っていた「渚バスター」である。さらに坂倉を強引に引きずり起こした久保は刹那を呼び込む。そして刹那が後ろからキングコングラリアット、久保が前から渚シャトル(カチ上げラリアット)のサンドイッチ、「クロスボンバー」を放って坂倉に大ダメージを与える。ところが、オリビアが再び坂倉をバカにしようと出てきたところを坂倉が捕まえて自軍コーナーに連れ出すと、ブラックとチェンジしてオリビアに攻撃を加えていく。そして逃げ切ることが出来なかったオリビア、レイのウルトラ・ウラカン・ラナで丸め込まれて3カウント。
オリビア 「はん、丸め込まれて3カウントなんか負けとは認めへんで。まあ、とはいってもダラダラやったって面白ないしな。今日の所はこれで勘弁しといたる!」

コメント:
セラフィム・レイ 「負け惜しみは上手だよね。いや、下手なのかな。とにかく、暴れるだけじゃなんにもならないってことを教えてあげなくちゃ。美紗ちゃん入って、がしゅちゃんも入ってくることだし、これからも舞闘姑娘をよろしく!」
第7試合タッグマッチ30分一本勝負
豊嶋奈美
○川部雪江
vs ロナ・ヴァン・ダム
REIKO×
14分28秒、デイ・ドリーム
 ロナとREIKOのタッグ、お互い信用はしているはずなのだが信頼がないのか、それとも自己主張の激しさがぶつかり合うのか、どうしてもちぐはぐな動きになってしまう。誤爆を数度も繰り返してしまっては、いくら実力があっても勝つことは出来ず。REIKOが川部のサブミッションに捕まってしまい、ギブアップ。

コメント:
豊嶋奈美 「相手の自滅に助けられた形ですね。結局VWGPでは一次予選を突破できませんでしたし、タッグは…だめね」

REIKO 「あんなチームに負けるとはね。ロナと組むのは…好き嫌いの問題じゃなくて相性が根本的におかしいの?」
第8試合WWPL無差別級タッグ防衛戦45分一本勝負
王者組
ソーニャ
ディアナ
vs 挑戦者組
アニタ・アッサム×
ラブリーベル
26分48秒、スラーズ・マリーツァ
※第6代王者が5回目の防衛に成功
 タイトルマッチらしい白熱した試合が繰り広げられる。しかし10分過ぎ、場外に落ちたベルを、なんとブラッディ・コネクションが襲撃。ベルを羽交い締めにしてレッドボックスで殴りつける。アッサムはパートナー救出のため、また水を差されたファニーウイングスは制裁のためにブラコネへ矛先を向け、三つ巴の大混乱となる。人数で勝るブラコネがリングにまで上がって試合を壊そうとするところ、助っ人として駆けつけたのは川部。川部がMACHIKOと華山の手からベルを救い出すと、ソーニャとディアナはファニー、ファラを撃退。REIKOとロナも加わってブラコネを完全に掃討し、試合の進行を促す。
 混乱した状態から先に立ち直ったのは王者組。挑戦者組のパワーをうまくいなして分断し、ソーニャのサブミッションでアニタを苦しめる。ベルのカットを防ぎ、アニタを集中攻撃したFWはソーニャが必殺のスープレックスで試合を決めて防衛に成功した。

コメント:
ディアナ 「気に入らないわね。まるで乱入のおかげで勝ったみたいに見られるじゃないの」
ソーニャ 「アッサムとベルには悪いけど、どれだけ早くチームワークを立て直すかもタッグの実力のうちだし。とはいえ、試合を壊そうとして壊すことすらできなかったあの半端もの連中に、一度しかるべき報いを食らわす必要があるのは確かみたいね」

ラブリーベル 「不本意ですわ! ですがわたくしはこの程度の妨害にくじけるほど弱くはございませんの。ブラコネなどわたくしの手でズタボロにして差し上げますわ!おーっほっほっほっほ!」


川部雪江 「あんな人たちと組んでいたなんて、自分が恥ずかしいですね。袂を分かったとはいえベルさんはかつての大事なパートナー。助けるのは当然です。私がBコネを抜けたのは、ああいうやり口についていけなくなったからですしね。本当はベルさんとはまた組みたいところなのですが…」