3月9日(火) 徳島県アスティ徳島 | ||
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■第1試合WWPL無差別級タッグ挑戦者決定戦30分一本勝負 | ||
○フレイヤ ブリュンヒルト |
vs | ファニー・ライトニング× ファラ・ブライアント |
15分17秒、ブリーシンガメン | ||
無差別タッグへの挑戦チャンスをものにしたい時空女神組。一方ファニーとファラは女神組にやられたことがあるため、その意趣返しの感覚である。開始から女神組を場外に引きずり込み、マスクとコスチュームを裂きながら血だるまにしてしまうファニー&ファラ。場外でのジャーマンスープレックスに、フレイヤが戦闘不能状態。リング上に戻ったブリュンヒルトが一人で耐える。 飛びついての関節技やノーザンライトスープレックスなど、単発の反撃は見せるがそこで止まってしまうブリュンヒルト。ファラのスノーボム、ファニーのフェイスバスターと血に染まった顔を攻め込まれてしまう。ファニーがダイビングギロチンを決めてフォールするが、これは復活したフレイヤがカット。ダブルのノーザンライトスープレックスでファニーに反撃した女神組。ブリュンヒルトがファラを抑え、フレイヤがブリーシンガメンでファニーを捕らえてギブアップを奪った。 血まみれ、ボロボロの姿ながら、時空女神タッグが無差別級タッグの挑戦者に決まった。 コメント: ファニー・ライトニング 「あっはっは! いい顔ね。次はもっとキレイな血化粧にしてやるわ!!」 ファラ・ブライアント 「くっくっく。立って帰ってるのはどちら? 女神だろうがなんだろうが我が神の供物以外のなにものでもないわ」 |
■第2試合8人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
ラブリーベル MACHIKO ○渡部巴 華山麗子 |
vs | 坂倉宏子 ブラック・ヴァルキリー サイフィス真美 中原千早希× |
22分6秒、AVスタープレス | ||
5vs5イリミネーションマッチを控えて緊張感が高まるBコネと舞闘姑娘。5人目はやはり中原かと注目が集まる中、試合開始。まずはベルと真美がルチャスタイルのロープワークや腕の取り合いでテクニックを披露。また、MACHIKOとブラックがレスリング勝負を見せるなど、Bコネは正面からぶつかっていく。 しかし、華山が中原に噛みついたところから展開が変わる。場外から渡部が中原の足を引っ張ったり、MACHIKOがブルーボックスで中原を殴りつけたりと中原を集中攻撃。舞闘姑娘のメンバーは手錠でロープに繋がれたり、スタンガンで行動不能にされたりとBコネの悪逆に押し込められる。年明けから好調の中原だが、この猛攻撃にはさすがに盛り返すことが出来ず、渡部のAVスタープレスに沈んでしまった。 ラブリーベル 「おーっほっほっほ! 中原さん、あなたが5人目となられるのはご自由にどうぞ。ですが、そのときは今日のようになることを覚悟してくださいましね。おーっほっほっほ!」 コメント: ラブリーベル 「卑怯? 何を仰いますの。わたくしたちは美の体現者ですのよ?そして、美は正義!正義は何をやっても許されるのですわ。何度も言っているじゃありませんの。おーっほっほっほっほ!」 中原千早希 「くそっ! これで勝ったと思うな! 絶対に借りは返すからな!!」 坂倉宏子 「イリミネーションまでは手のうちは明かさないよ。前哨戦は勝ち負けは重視してないからさ」 ブラック・ヴァルキリー 「コメントしようがないでしょう、これでは」 |
■第3試合30分一本勝負 | ||
○ロナ・ヴァン・ダム | vs | セラフィム・レイ× |
20分26秒、タイガードライバー | ||
一撃一撃の重さ、説得力が圧倒的にレイを上回るロナ。レイの反撃も殆ど聞いたそぶりを見せず、力と勢いの差を見せつけるロナ。猛攻になんとか耐え、丸め込み等で勝機を狙ったレイだが勝利には結びつかず。リバースブレンバスターやスパインボムで何度と無くレイをマットに叩き付けたロナ、タイガードライバーで決着をつけた。 コメント: ロナ・ヴァン・ダム 「確かに速さはあるけど、私のほうがまだ速い。まだまだ修行が足りないってね」 |
■第4試合30分一本勝負 | ||
○川部雪江 | vs | ソーニャ× |
17分51秒、レフリーストップ:ホワイトアウト | ||
川部のハードカバー本アタック、ソーニャの香水目つぶしや口紅落書きなど、両者の反則が乱れ飛ぶ。その合間にハイレベルのサブミッション攻防もあり、観客も困惑する展開。場外に逃れて距離を取った川部、試合中にもかかわらずマイクを持つ。「ソーニャさん、そんなに一生懸命突っかかってきて、そんなにアジアヘビーが欲しいんですか?…あ、ごめんなさい、挑戦権利がなかったですね」と挑発。これを聞いて素早く場外に滑り降りたソーニャ、コンパクトを川部に放り投げて額に直撃させる。殺気をこもらせて近づくソーニャだが、MACHIKOが背後からブルーボックスでソーニャを殴りつける。さらに川部とMACHIKOがダブルのブレンバスターを放つ。川部はリング中央でソーニャをホワイトアウトでがっちり固める。ソーニャはタップをしなかったが、落ちたと判断されてレフリーが試合を止めた。 意識を取り戻したソーニャはまだ怒りが収まらないのかマイクを取ってリング上で川部にアピール。 ソーニャ「そこまでいうなら……そこまでいうなら挑戦してあげようじゃない! まずはあんたの目の前で永住申請出してやるから今度のオフ日、市役所までつきあいなさい。逃げるんじゃないわよ!!」 コメント: |
■第5試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
×高村あかね 望月登子 |
vs | REIKO○ ディアナ |
16分6秒、片エビ固め:エクスカリバー | ||
タッグ戦線で影が薄くなってきたかエクストリームストーム。高村が積極的に攻め立て、望月が以心伝心のフォローをして押していく。しかし望月がガードに背後から警棒で殴りつけられて動きが止まったとき、REIKOとディアナが高村に猛攻撃。合体パイルドライバーや、ディアナのジャーマンスープレックスにREIKOがミサイルキックを合わせていく。そしてREIKOのエクスカリバーがとどめとなり、試合終了。 コメント: REIKO 「まあ、相変わらずの瞬発力は認めるけどさ、あいつらそろそろ賞味期限切れじゃないの?」 望月登子 「こんなところで止まっててたまるかよ。必ずこれから調子を上げていってやる」 高村あかね 「あーっ、もうっ! こんなとこでつまづいてられっか!! ジュニアタッグもう1度巻くんだから!!」 |
■第6試合6人タッグマッチ30分一本勝負 | ||
○松井香織 木佐深月 高岡ユーリ |
vs | 荒谷紅美× 大鷹なるみ 水瀬沙夜 |
9分48秒、ジャパニーズレッグロールクラッチ | ||
大鷹とのタッグでダブルドラゴンを狙うと公言した荒谷。早速6人タッグで激突する。パワーでは松井を上回る大鷹、逆水平チョップやジャンピングDDTと力強く攻めを見せる。しかし、これに高岡と木佐がいいチャンスとばかりに突っ込んでいく。木佐の側転蹴りや高岡の水車落としが荒谷、大鷹を攻める。足下をすくわれた感じの荒谷と大鷹、ペースを乱されてしまう。そして立て直せないうちになんと松井が荒谷をジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込み、3カウントが入ってしまった。 コメント: 木佐深月「序盤を固めるのも大事だけど、いつまでもそれだけって訳にもいかないしね。これから巻き返しますよ」 荒谷紅美 「ちょこまかとお呼びでないヤツラが邪魔しやがって!! おまえら出てくんな!!」 大鷹なるみ 「このっ! ふざけやがって!! あいつ等全員、根絶やしだっ!!」 |
■第7試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
豊嶋奈美 ×芹沢すずな |
vs | ミヤモト・ヨーコ アニタ・アッサム○ |
14分37秒、スーパーアッサムボム | ||
豊嶋とミヤモトの前哨戦。腕の取り合い、グラウンドとじっくり手を合わせていく両者。火花を散らす両者に、ヘビー戦線でのアピールをしたいアニタが絡む、熱気の籠もった試合になる。この勢いに乗り切れなかった芹沢が捕まりはじめると、流れはミヤモト組。豊嶋の強烈なドロップキックなどの見せ場はあったが、アニタが芹沢を抑え込んで決着。 負けた芹沢だが、息を整えてマイクを要求。 芹沢すずな 「負けたからいうというのもなんですけど〜、アニタさん、無差別シングルに挑戦してきませんか〜?勢いがあるので、指名しようと思っていたところなので、今日の敗戦はいいきっかけでした。世界を見る前に、私と勝負しましょう」 コメント: アニタ・アッサム 「面白い。ロナが取った無差別ベルトなら、私の腰に巻かれるのが当然だからね。アッサムボムでマットに沈めてやるよ」 |