11月24日(月) 後楽園ホール | ||
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■第1試合タッグマッチ20分一本勝負 | ||
フレイヤ ○ブリュンヒルト |
vs | ファニー・ライトニング ファラ・ブライアント× |
12分40秒、片エビ固め:バルムンク | ||
ファラが場外にフレイヤを連れ出して椅子でめった打ち。しかしブリュンヒルトがファニーごとぶつかるようにしてフレイヤを救出し、難を逃れる。外人タッグの方が勢いはあったが、ブリュンヒルトはファラがラフな行動をレフリーに注意されて動きが止まったところで背後からスレッジハンマーを落としてから攻め込み、バルムンクを叩き込んで勝利。 コメント: ブリュンヒルト 「確かに暴れぶりは見させて貰いましたけれど、この程度では話になりません」 ファニー・ライトニング 「こんなザコに負けるなんて、ありえないわ! 来月、すべてを血で洗い流してやる!!」 ファラ・ブライアント 「肩慣らしはこれで終わり。クリスマスを血に染めるのは私たち」 |
■第2試合6人タッグマッチ20分一本勝負 | ||
木佐深月 ○高岡ユーリ 神西志乃 |
vs | 渡部巴 MACHIKO 華山麗子× |
17分46秒、ドラゴンスープレックス | ||
Bコネの分断作戦に苦しむクライシス。しかし個々が力を発揮して包囲網を突破するという意地を見せる。最後は高岡が華山を沈めてBコネを撃退した。 コメント: 高岡ユーリ 「このメンツで勝ったのが久々の気がするぜ。今月は少し盛り返せたんで、来月もこのまま悪者狩りだ」 神西志乃 「私がいなくても手を抜くなよ」 渡部巴 「ドラゴンスープレックス? フルネルソンスープレックスの間違いでしょ。かっこばっかりつけちゃって、たかが総合格闘家風情が偉そうに」 |
■第3試合タッグマッチ20分一本勝負 | ||
×セラフィム・レイ ブラック・ヴァルキリー |
vs | 川部雪江 ラブリーベル○ |
7分23秒、片エビ固め:デスバレーボム | ||
ベルとレイのスピードのあるロープワーク合戦から、ベルが多彩なメキシカンストレッチでレイのスタミナを奪う。更にベルはブラックに対してフランケンシュタイナー、フライングニールキックと遠距離砲を決める。ベルの動きにペースを掴めない舞闘姑娘。レイがなんとかベルに飛びつくが、抱え上げられてのデスバレーボムでピンフォールを取られた。 コメント: ラブリーベル 「おーっほっほっほ! 軽すぎてかゆいくらいでしたわ! パワーでもテクニックでも上回るこのわたくしがいる以上、必然の結果ですわね」 ブラック・ヴァルキリー 「当たりの強さはさすがヘビーというところですか。極めあいなら負ける相手じゃないんですけれど」 セラフィム・レイ 「一発でやられちゃった。ごめんね〜」 |
■第4試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
坂倉宏子 ×サイフィス真美 |
vs | REIKO○ 影山真琴 |
9分10秒、片エビ固め:エクスカリバー | ||
影山とREIKO、悪の連携が冴え渡る。正統派のコンビプレイは見せる舞闘姑娘だが、REIKOに懐に隠していたカギ攻撃、影山に椅子を使った真美への足殺しを受けてから攻め込まれ始める。そして影山のハイキックからREIKOのエクスカリバーという連携が真美に決まり、勝負あり。 コメント: REIKO 「あはははははははは! 影ちゃん最高よもう。さて、そろそろジュニアベルト使った次の遊び相手も考えるかしらね。個人的興味は…フレイヤ、かな」 坂倉宏子 「引っかきまわされるなあ、どうしても。目には目をでやり返したら意味ないしね。インサイドワークで後れは取ってないけど、なんで勝てないのかのデータ手に入ったから。これから検証して、来月は巻き返すよ」 |
■第5試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
高村あかね ×望月登子 |
vs | ディアナ○ ソーニャ |
16分31秒、テキサスサイクロンボム | ||
ソーニャがゴングの前にマイクアピール。 ソーニャ 「モチヅキ、後から来て無差別級シングルにちょっかい出そうなんてムシが良すぎるんじゃない?! 今のところ挑戦するのにふさわしいレスラーなんてわたしくらいしかいないんだから、おとなしく引っ込んでなさい!!」 これには望月も黙ってはいない。 望月登子 「ベルトにしか興味がないようなガメツいお前と一緒にするなよ。あたしはむしろベルトを持ったロナに興味があるっていってるんだ。お前こそ引っ込んでろ」 両者が火花を散らす中、ゴングが鳴る。 四者入り乱れて場外リング内を問わずの激突となる。序盤は高村がソーニャを場外で追い込むが、ディアナのパワーに望月が押されるなど五分の展開が続く。中盤を連携で一歩勝るエクストリームストームが支配するが、ファニーウイングスもディアナの低空ドロップキック、ソーニャの関節技と望月の足へのダメージを与え蹴りの威力を削る。そして踏ん張りの効かない足で放ったミドルキックをディアナに捕らえられてしまう望月。ディアナはショートレンジのラリアットで望月に一撃くわえると、フィニッシュアピールから適さすサイクロンボム。ゴングが鳴ったあともディアナとソーニャは望月へストンピングなどを放ってから引き上げていった。 コメント: 高村あかね 「わけわかんないこと言って、なんだよ。頭で負けといてうだうだ言ってきて。こうなったら、あいつらからベルト剥ぎ取ってやる!!」 望月登子 「あいつら自分たちが追われる立場でもあるってのが分かってるのかよ。 |
■第6試合タッグマッチ30分一本勝負 | ||
○豊嶋奈美 松井香織 |
vs | 荒谷紅美× アニタ・アッサム |
26分41秒、片エビ固め:J.O.クインビーボム | ||
青コーナー側が積極的に攻め込む中、豊嶋も松井もガマンをしつつ思い一撃で反撃していく展開。豊嶋、松井が攻めに転じると今度は荒谷とアニタがしぶとさを見せるという、ヘビー級らしい迫力とタフネスを見せつける。豊嶋のJ.O.サイクロンを耐えきる荒谷に、豊嶋今度はクインビーボムの体勢。これは危険とこらえる荒谷だが、背後から松井がスレッジハンマーを落としてアシスト。松井はそのままアニタを場外に引きずり落とし、リング上では豊嶋が荒谷にクインビーボムを決めて勝利した。 コメント: 豊嶋奈美 「さすがに簡単には勝てませんけれども、だけど簡単に負けて上げるわけにも行きません。29日からVWGPですが、優勝を狙って頑張ってきます」 荒谷紅美 「この中身が他のヤツらにできるのか! VWGPで巻き返してやる!! 見てろ、絶対にほえ面かかせてやるからな!!」 アニタ・アッサム 「ここまで来たらこっちも意地がある。パワーで粉砕してやるよ」 |
■第7試合WWPL無差別級シングルタイトルマッチ時間無制限一本勝負 | ||
王者 ×ロナ・ヴァン・ダム |
vs | 挑戦者 芹沢すずな○ |
36分11秒、ドラゴントルネード ※第2代王者が二度目の防衛に失敗。芹沢すずなが第3代王者に |
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開始からいきなり激しい展開。一つ一つが速く重い攻撃を繰り出していくロナ、それをノーガードで受け止めてみせると反撃のキック速射砲を見せる芹沢。勢いはロナが上という部分が随所に見られるも、芹沢は要所で蹴りを決めて流れを引き戻すというベテランらしい動き。ロナ、ヴァンドミネイターを決めてフォールしカウント3直前までいくが、芹沢の粘りに決めきれない。ならばとコーナーへ登るロナ。しかし芹沢これに追いつくとロナへ雪崩式ブレンバスター。倒れているロナへ大技ドラゴントルネードを決めて勝利。圧倒的にロナ有利の下馬評を覆しての無差別シングル、戴冠。 コメント: 芹沢すずな 「私はもう落ち目だ、などの雑音が最近聞こえていたのですけど〜、今日の結果を見て頂ければ分かりますよね〜? 私はまだまだ戦い足りないんですよ〜。挑戦したい方、勝手に順番を決めてきて下されば、誰でも受けますので、しっかり餌食になる覚悟をしてきて下さい〜」 ロナ・ヴァン・ダム 「素直に負けは認めとくわ。フォール取られた以上ね。ただ、これだけは言っておく。確かにベルトは失ったけど、ココの外国人エースは誰かってことをね。無差別はすぐに取り戻させてもらうわ。まあ、それまでの間に、ジュニアのベルトを私の腰に巻かせてもらおうかしら。あれだけのことを私に言ったんだから、逃げやしないでしょうね、REIKO!」 |