10月24日(金) 静岡県ツインメッセ静岡
 これまでの流れがスクリーンに映し出される。やや長めのダイジェスト。
 まず1号と2号がリングに上がり、マイクアピール。
マスクド・ジェラシー1号 「前回興行に欠席してしまった1号である! それというのも何者かによって『17日興行は中止となりました』という連絡が回ってきたせいだ! せっかくフレイヤを撃退してこれからがWWPL支配の開始だというのに! お前のせいだぞ2号!」
マスクド・ジェラシー2号 「何故ッ!」
マスクド・ジェラシー1号 「しかしこの状態となったからにはしっかりと支配を開始しなくては。Sitto青年団よ!まずは会場のアベック達を血祭りに上げるのだ!!」
フレイヤ 「待ちなさい!」
 フレイヤの声と共に主題歌がかかる。堂々と入場し、リング上でポーズを決めるフレイヤ。
フレイヤ 「もう傍若無人な真似はさせません。このフレイヤがSitto団を成敗して差し上げます!」
マスクド・ジェラシー1号 「この小娘が! よかろう、私直々に相手をしてやる!」

新時空女神フレイヤ第13話「不滅」

 悠々と歩き出す1号に、フレイヤ先制のドロップキック。そして起きあがる1号にキックを見舞うフレイヤ。1号は防戦に。ところがここで2号が乱入。大きな金ダライでフレイヤを殴打。その隙に1号がフライングSittoチョップを決める。ブリュンヒルトが2号をリングから連れ出してなんとか一対一に。
 1号のパワー殺法に苦しむフレイヤだが、ノーザンライトスープレックスからノーザンライトプレスの連携でフォール。しかしこの必勝パターンも1号は耐えてしまう。1号は嫉妬ファイヤーを吹き出すとひるむフレイヤにスパイラル嫉妬ボム。強烈な一撃だが、1号はフォールせずに拷問コブラツイストでフレイヤを固める。
 場内はフレイヤコール。苦しむフレイヤだが徐々に体をずらすとロックをはずして1号に膝十字。足を攻めて1号の動きを止める。そしてフレイヤ、ブリザードから新必殺技オーロラサンダーアタック。フレイヤの膝が1号の腹部にめり込む。この強烈な一撃に、1号もとうとう動けなくなった。

フレイヤ vs マスクド・ジェラシー1号
14分39秒、片エビ固め:オーロラサンダーアタック
 リング上で抱き合って喜ぶフレイヤとブリュンヒルト。2号は1号を介抱し、リングの下まで降りるジェラシーズ。
マスクド・ジェラシー1号 「なんという…なんということだ! 今のショックで…時空皇帝の力がどこかに行ってしまったではないか! これでは怪人量産も出来ぬ…。フレイヤよ、この恨みはいつか晴らす! が、今日は見逃して♪」
ブリュンヒルト 「見逃して♪ じゃないでしょうが!」
マスクド・ジェラシー1号 「く、心の狭いやつ。よかろう、我らはしばし姿を消す。だが! この世に嫉妬がある限り! Sitto団は不滅だ! わーははははは…がく。」
マスクド・ジェラシー2号 「うわ、先輩! 白目むいてる! 覚えてろよ〜」
 ずりずりと1号を引きずって引き上げる2号を見送ると、フレイヤもマイクを取る。
フレイヤ 「Sitto団が不滅と言いますが、それならば私もマット界の平和を守るためにまだまだ戦い続けます。時空女神も、不滅です!」
 大きな拍手が送られる。フレイヤは一度四方に礼をする。
フレイヤ 「またいつかSitto団が復活しても、必ず私が撃退して見せます。みなさん、これからも応援よろしくお願いします!」
 そしてフレイヤはブリュンヒルトと共に会場を後にした。ゆけゆけフレイヤ、負けるなフレイヤ!まだまだ君の活躍を期待しているぞ!

第2試合タッグマッチ20分一本勝負
渡部巴
×
華山麗子
vs 木佐深月(A☆F)
高岡ユーリ
9分6秒、片エビ固め:後ろ回し蹴り
 高岡が渡部を断崖式水車落としで場外に放り出し、数の優位に立つクライシス。華山が木佐の足殺しを狙っていくが、高岡が組み付いて水車落とし。ふらついた華山が起きあがったところに木佐の後ろ回し蹴りが決まってクライシスの勝利。
第3試合20分一本勝負
×サイフィス真美 vs 神西志乃
9分11秒、片エビ固め:サンダーマウンテンストーム
 シングルなら負けない、と自信を持つ神西が対戦するのは我闘姑娘のスピードスター、サイフィス真美。高速のロープリバウンドを繰り返し翻弄してからのディスカッター、組み合っては腕の取り合い切り返しを制してアームホイップとそのテクニックを見せていく。
 しかし神西はその強靱な足腰から放たれるハイキックで見事真美の側頭部を捕らえる。掌底を一撃入れてから真美を抱え上げた神西、サンダーマウンテンストームから抑え込んで勝利をもぎ取った。

コメント:
神西志乃 「速さに惑わされなければこんなものだろう。私の肉体を砕くにはパワー不足だったようだな」
第4試合タッグマッチ20分一本勝負
坂倉宏子(KIZUNA)
セラフィム・レイ
vs アニタ・アッサム(SPWA)
ロナ・ヴァン・ダム(SPWA)×
16分33秒、ウルトラ・ウラカン・ラナ
 アッサムとロナという珍しい組み合わせのタッグ。チーム名が決まって意気の上がる舞闘姑娘が対戦相手となる。坂倉は積極的にロナへぶつかっていく。勢いではロナが勝っているが、ふてぶてしい表情を見せる坂倉は多彩な技で会場の声援を味方につける。
 体力で劣るレイは一撃で動きを止められるシーンが目立つが、その分応援を多く受ける。アイドルレスラーは特に応援が力になるのか、早い動きは出せなくてもピンチを切り返しで凌いでいく。そしてロナにウルトラ・ウラカン・ラナを決めてみせるレイ。坂倉がアッサムのカットを封じてなんとレイがロナから3カウントを奪ってしまった。
 レイは坂倉に支えられながら、マイクを要求する。
セラフィム・レイ 「えへへ、ロナさんから三つ取ったよ〜! これもみんな、応援のおかげです。あたしふらふらになっちゃったけど、でも、みんなのために頑張りました! まだまだ頑張っていくので、これからも応援よろしくね〜っ!」

コメント:
坂倉宏子 「疲れた‥‥(笑)。勢いをいなせるだけのインサイドワークと動きがまだ私にはできるってことかな(笑)。これがシングルだったら止められたかどうかは自信ないけど。とんでもないわ、やっぱり。もともとの実力もそうだけど、今のロナの勢い止めるのは容易じゃないし。でも、こっちにもミラクルガールがいるからね。今日の試合でレイちゃんがロナから取るっていうことの重大さに気づいてないと、痛い目見るからね。これでこのユニット抗争に光明が見えてきたぞ。真美も必ず私が復活させるから。見てなって!」

アニタ・アッサム 「こっちのタッグワークの甘さをつかれたね。今の私もロナも、シングルプレーヤーだからしょうがない」

ロナ・ヴァン・ダム 「連戦連勝はムリってね(苦笑)。しかし今日はまいった。KIZUNAで一緒にいるから、どうしてもこっちの動きを読まれてる部分があるからね。シングルなら負ける気はないんだけど。どうしてもタッグが多くなるのはしかたないから。あと、少し疲れてるのかもね(笑)。さすがに小刻みに移動しての連戦だから。REAL、WWPLこの2団体を制覇して次はDIA、A☆Fに乗り込んでやるんだから」
第5試合VWGP出場者決定トーナメント15分一本勝負
ディアナ vs ラブリーベル×
7分14秒、テキサスクローバーホールド
 ミニスカート軍服型コスチュームで登場するベル。長い足を網タイツで包みこれでもかと脚線美を見せつける。ディアナもテンガロンハットを被り、モデルガンを両腰に装着。リング上でその銃を撃ち(当然火薬のみ)、盛り上げる。
 15分という短い試合のため、早い展開となる。ルチャベースのテクニックでペースを握りたいベル。しかしディアナはタックル、いやスピアーで大柄なベルをはじき飛ばす。ディアナはロープリバウンドからベルにラリアットを狙う。しかしベルはリープフロッグでディアナを飛び越すと、反対のロープから跳ね返ってきたディアナにフライングニールキック。そしてすぐさまラブリーロックに捕らえようとする。これを食らっては危ないと、ディアナ慌ててロープエスケープ。
 起きあがりざまにディアナはベルの顎先に前蹴り。顔面を足蹴にされたベル、ディアナの顔に強烈なビンタ。さらに手を戻しざまもう一発。怒りに燃えた目でディアナはベルにヘッドバット。ディアナはベルがふらついたところを捕らえてフランケンシュタイナーからテキサスクローバーホールドと繋ぎ、ギブアップを奪った。ディアナ、決定戦へ駒を進めた。


コメント:
ディアナ 「短期決戦でこのテキサスパワーにかなうはずないでしょ!」

ラブリーベル 「またしてもやられるなんて! 覚えてなさい、ファニーウイングス!」
第6試合VWGP出場者決定トーナメント15分一本勝負
川部雪江 vs ソーニャ(EWA)×
10分14秒、片エビ固め:大外刈り
 無差別タッグをソーニャの手によって奪い取られた川部。前の試合でベルがディアナに敗北したこともあり、二重の意味で雪辱を期す。
 薄衣を纏い、t.A.T.uのの『Я сошла с ума(ヤー・サシュラー・ス・ウマー)』をバックに入場してくるソーニャ。花道で踊りつつ回転しながら薄衣を一枚ずつ脱ぎ捨てていく。薄衣を七枚重ねているようだ。リングに上がると、ソーニャに対しリングアナが語りかける。
アナウンサー「汝、その舞の褒賞に何を望みしや?」
ソーニャ「……川部雪江の、首」
 戯曲『サロメ』をモチーフとした入場演出である。一方川部はゲーム「ラグナロクオンライン」のアコライトを模したコスチュームで登場。リング上でそれを脱ぎ、同ゲームのプリースト風コスチュームへチェンジする。
 リング中央で組み合おうとする両者。しかし川部がすぐに引いてソーニャの周りを左回りで移動。そしてすり足で間合いを詰めた川部は素早い前蹴りをソーニャの腹部へ叩き込む。組み合おうとしたソーニャへ内回し蹴りを決めた川部は、ソーニャをロープに振る。しかしソーニャはロープへ腕を搦めてリバウンドのタイミングをずらし、カウンターの掌底を狙っていた川部に低空から突っ込む。低い体勢のままサイドに回ったソーニャ、川部の足を刈ってグラウンドへ。
 足関節を狙うソーニャ、体勢を細かく入れ替えながら攻める。防戦の川部だが、ソーニャの腕を取りにかかる。ソーニャ、攻めきれないと見たか一旦距離を取る。川部が起きあがったところに再び間合いを詰めて組み付いたソーニャ、今度はそのままフロントスープレックス。きつい角度で川部を落としていく。そしてアームロックを極めるソーニャ。川部、這いずってロープエスケープ。
 掌底でソーニャの動きを止めた川部、距離を取って助走するとカンフー映画のような跳び蹴りを放つ。派手な蹴りにはじき飛ばされるソーニャ。川部、ソーニャを引き起こすと頭を抱え込んでの膝蹴り。さらに掌底と大外刈りのコンビネーション技でソーニャの後頭部をマットに叩き付ける。この一撃は強力に決まり、川部が片エビに抑え込んで3カウント。
 悔しそうに起きあがるソーニャは、引き上げようとする川部を呼び止めてマイクアピール。
ソーニャ「今日決勝でディアナに負ける可能性も大きいけど、一応わたしに勝った以上はせいぜい頑張ってきなさいな。こっちはその間に無差別級シングルを手に入れさせてもらうわ。……何なら挑戦者に指名してあげてもいいわよ?」

コメント:
川部雪江 「関節技しか能がないと思われたくないですからね。とにかく一つ借りは返しました。ディアナさんにも勝って無差別タッグの借りを返します」

第7試合3WAYマッチ30分一本勝負
×ファニー・ライトニング(SPWA) REIKO ブラック・ヴァルキリー
11分5秒、鬼殺し
 ジュニアベルトへの挑戦者選定という名目でこのカードを組ませたREIKO。まとめて相手をするから、という意味での3WAY第2戦。前回とこの試合の2試合で判断するつもりだ、と試合前にアピール。
 ファニーはいい機会だとばかりにREIKOに向かっていく。応戦するREIKOだが、コーナーに振られたときにロープを越えてそのままエプロンに降り立つ。そしてブラックとファニー、二人でやれとジェスチャー。ブラックとファニーの戦いは、掌打を上手く使ったブラックが優勢に試合を進める。途中のREIKOのちょっかいも、気にしすぎてREIKOとブラックの二人から攻撃を受けたファニー、火の粉を払うのみ、という風情で落ち着いた対処を見せたブラックの差が出る。勢いの良さを逆にブラックに突かれたファニー、ブラックの得意技にギブアップ。
 試合を見届けたREIKOはマイクを持つ。
REIKO 「そうね、まあ4人ともだいたい予想程度の動きはしてたけど、結局ドングリの背比べ? 元々あたしとまともにやれる連中として選んだ訳じゃないからそれは当然ではあるんだけど。むしろいじめ甲斐がありそうって言うか、遊びになりそうなのを探してたのよね。面白そうなのはライトニングとレイかな〜。それだとやっぱりあれでしょ、さっきまぐれとはいえロナに勝っちゃったレイ。あんたがかかってきなさい。来月、タイトルマッチね。ま、QOJにも出たわけだし、あたしにしては普通の選び方よね?ってことで、よろしく〜」
 REIKOは、3WAYの結果が結局反映されてないじゃないかというライトニングやMACHIKOのツッコミを無視して、軽い足取りで引き上げていった。

コメント:
ファニー・ライトング 「あの女狐!! なめやがって‥‥。思い知らせてやる!!」


ブラック・ヴァルキリー 「考えてみたら雪さんもソーニャさんもヘビーなんですね、わたしはかよわいレスラーですから。あんな野蛮なぶつかり合いはできませんからね。近いうちに冠を取るつもりです。それからですよ、再スタートは」
第8試合トルネードタッグマッチ30分一本勝負
豊嶋奈美
松井香織
芹沢すずな
vs 荒谷紅美(KIZUNA)
高村あかね(KIZUNA)×
望月登子
19分10秒、J.O.サイクロン
 イメチェンをして生まれ変わった荒谷、この試合で実績を積み直し今はロナが持つ無差別シングルへのアピールとしたい。この試合は6人全員が試合権利を持つトルネードタッグ。1対1が3組になることもあれば、3対1になることもある。優位に試合を進めるには駆け引きも重要。
 まず望月が芹沢に、高村が松井に突進して1対1を3組、という状態を狙う。しかし松井は高村に抑えられたものの芹沢は蹴り合いの中から豊嶋のドロップキックを呼び込んで望月を攻める。そして荒谷が豊嶋に向かったときには高村を振りほどいた松井が背後から荒谷へタックルしてスリーパーを狙う。状況を上手く動かし、一人多いかのように連携を取っていくダブドラに、さすがのエクストリームストームもじり貧状態。
 ここで奮起したのは荒谷。松井をラリアットでなぎ倒すと強烈なパワーボムでマットへ叩き付けて大きくアピール。しかし荒谷に芹沢の跳び蹴りが決まる。しかもそれが喉の付近にえぐく決まり大きなダメージを受けた荒谷は、場外へ退避。芹沢、高村へニーアタックを放った後場外の荒谷に対してラ・ケブラーダ敢行。豊嶋、望月をコーナーへ逆さ吊りにしておき動きを止めていた高村へJ.O.サイクロン。混戦を制したのは豊嶋だった。

コメント:
松井香織 「豊嶋もタッグになれてきたか? ずっとタッグはダメって言われてきたけど、今日あの相手に自分で取るってのは成長の証じゃない」
豊嶋奈美 「誉められているのかバカにされているのか判断に迷いますが…。これでも世界シングルの王者ですよ、私は。タッグが少々苦手でもそれを力でねじ伏せることくらいは出来ます」

高村あかね 「ちっ。ベテランの上手さってヤツにしてやられたよ! 奈美ちゃんとはまだ試合のテンポとかが掴みきれてないのかな。なんか、こっちの攻撃が吸い取られてる感じだよ。スポンジみたいかな。でも、あかねたちを無視はできないからさ。力じゃない、あかねともっちーのタッグワークってやつを叩き込んでやるんだから!!」

荒谷紅美  「やってらんないわね。ロートルが邪魔しやがって! まあ、いいわ。今日の試合で力負けしてるなんて思う観客はいないだろうし。それよりも豊嶋! 今度はタダじゃ済まさないから!! 投げても、叩きつけても、殴っても、蹴ってもダメでも、絞められたらどうかしらね。川部にやられた悪夢をもういちど見せてやるわ!!」

望月登子 「間合いの取り方って言うかなんていうか。受け止められたんじゃなくて受け流されたよ。負けは負けだけど、まだまだ燃焼し尽くしての負けじゃないんだよな。もっと熱くなれる試合にしてやるさ、次はな」
 
第9試合VWGP出場者決定トーナメント決勝60分一本勝負
×ディアナ vs 川部雪江
15分5秒、足極め片羽絞め
 先に入場する川部。その入場途中で襲いかかったディアナは場外でデスバレーボムを放ち場外カウントを要求。カウント18で危うくリングに入る川部に、さらにディアナが襲いかかる。
 コーナーに押し込んでストンピング連打のディアナ。さらにコーナートップへ川部を据えると、投げキスを場外へ向けてから雪崩式フランケンシュタイナー。フォールにかかるディアナだが、川部素早く脇固めで切り返しギブアップを狙う。ところがガードが警棒で川部を殴ってカット。そしてREIKO、カード、ソーニャ、MACHIKO、渡部、ベルなどが乱入して混乱するリング上。
 それでも冷静に様子をうかがっていた川部はソーニャ戦でも見せた蹴り技でディアナをひるませ、雪崩式一本背負いからの腕ひしぎ。新人時代の勝利パターンである。ディアナ、ロープエスケープ。パワフルな反撃を見せる。フィッシャーマンバスターからムーンサルトプレスでフィニッシュを狙ったディアナだが、川部カウント2.5で返す。両者相手の技を受けきる。
 川部、うつぶせのディアナの左足を両足で挟み込み、脇固めを狙う。脱出不能の足極め脇固め。ディアナ、腕を取られてなるものかとがっちりと手をクラッチ。川部、すると素早く片羽絞めに移行。この攻めに対応出来なかったディアナ、完全に絞められてタップした。
 珍しく自分からマイクを要求する川部。
川部雪江 「これで、無差別タッグの借りは返しましたよ。 シングルでの実績は作りました。次の無差別シングル挑戦者は芹沢さんではなく…この私がふさわしいと思います。あとは王者の良識にお任せします」


コメント:
川部雪江 「これはフロックじゃないということです。私の実力がここまで来た、そういうことだと思います。…VWGPで、必ず結果を残します」

ディアナ 「良くも悪くもワタシはタッグ屋ってことね。でもそれならそれでいいわ。その代わり世界最強のタッグ屋になってみせるから。あ、だからってシングルを諦めた訳じゃないからね! チャンスがあればなんだろうと狙っていくわ!」